馬入日記
【馬入日記:7月5日】「ベルせん」第2回目!今日は高山・菊池・松本・三原先生!!
「For4プロジェクト」の一環として、今年からスタートした、選手による小学校訪問授業の「ベルせん」第2回目が実施されました!
今日は馬入グラウンドから一番ご近所の小学校、松原小学校へ!元気な5年生の1組と2組を訪問したのは…
高山選手&菊池選手と松本選手&三原選手!
二人1組となって1クラスずつ担当しました。
ベルせんのテーマは「夢」です。
夢を叶えた選手たちの、ここまでの道のりの話、子どもたちの夢の話、そして夢を叶える過程で支えてくれた人の話など、選手それぞれが考えて話をしました。
1組を担当した高山選手&菊池選手コンビ。
実は子どもたちには、どの選手が登場するのか知らされていないのです。
でも、事前アンケートでは「高山選手へ質問」とか「菊池選手へ質問」というものが多く、二人も打ち合わせの時にびっくりしていたほど。
まずは、そんな子どもたちの質問に答えていきながら、二人がどんな風に夢を叶えていったのかを話しました。
まずは登場の時から…
「先生、子どもたちに前から登場するフリをして下さい。意表をついて後ろのドアから登場しますから(笑)」と先生にお願いし、スタートから計画的な二人。
実際に後ろから突然登場すると、子どもたちはびっくり&歓声で迎えられ、つかみはOKな状態に!
そして、大学時代に教育実習の経験のある松本選手が「夢」についてのお話を。
なんと松本選手、小道具まで用意していました!その小道具というのが…スカイツリーの模型!
そして…
「634mのスカイツリーの真ん中には、直径8mの太い柱が入ってるのを知ってますか?模型だからこの芯が入ってるんじゃなくて実際のスカイツリーにも375mの高さまで柱が入っているそうです。大きな地震がきた時にスカイツリーが倒れてしまわないように入っている大事なものです。これを“心柱”というそうです」という説明をし、みんなもこの“心柱”のように、揺らぐことない強い気持ちを持ってもらいたい。夢をもった時、何かあったとしても絶対に叶えたいという気持ちを持って頑張ってほしい、という話を実に分かりやすくしました。
子どもたちは(三原選手も「子どもになった気持ちで聞き入ってしまった」と言うほど)真剣な眼差しで話を聞いていました。
そして、「できるのにやらない、やってもいないのにできないって言うんじゃなくて、まずは挑戦すること、やってみることが大事だと思うよ」と笑顔でメッセージを送りました。
高山選手と菊池選手コンビは子どもたちからの絶え間ない質問に答えていましたが、「リフティングは何回できますか?」という質問に…
「多分、疲れるまでずっとできるよ」と答えると、ここはもちろん、「やってやってー!」という展開に!
二人でリフティングをしてみせると、じゃあやりながら質問に答えようということになり、本当にリフティングしながら質問に答えていました。
さらに先生からの「インナーマッスルはどうやって鍛えるんですか?」という質問に…
菊池選手が実際に体幹を鍛えるメニューをやってみせました。すると子どもたちも「一緒にやる!」と体幹のメニューにチャレンジしていました。
また、子どもたちがいま頑張ってることの話も聞き、高山選手が「頑張るって一番大変だよね。“オレ、誰よりも頑張ってるよ”って言えるってすごいことだと思うよ」という一言が印象的でした。
一方、松本選手と三原選手コンビも、事前に子どもたちからもらった質問に答えていました。
質問に答える担当は三原選手!
三原選手は、昨日、質問を紙に書いて持ち帰り、自分なりの回答をきちんと考えて紙に書いて用意してきていました。
真剣な質問には真剣に、面白い質問には最高に面白い回答で返し、教室は大変な盛り上がりでした。
ちなみに「“好きな食べ物は?”という質問ですが…」と三原選手が言うと、子どもたちから一斉に「バナナー!!」と言われ、「ちょっと待て、先にオチ言うなー!(笑)」と子どもたちにツッコミを入れていました。
二人のテンポとコンビネーションがよく、子どもたちは漫才を見ている(!)雰囲気だったかもしれません。
楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。またも時間オーバー状態。
高山選手は子どもたちに「僕がいま、一番後悔しているのは、小学校の時にいつもコーチから“いまやっておかないと後で後悔するよ”って言ってもらったのにそれをやらなかったこと。プロ選手になったけどもっとやっておけばよかったって思う。みんなも叶えたい夢があると思うけど、周りの人が言ってくれることを素直に聞く気持ちをもってもらいたい」と話しました。
そして菊池選手は「みんなぐらいの時にサッカー選手になりたいという夢を持っていました。いま、その夢が叶ってサッカー選手になれたけど、いまはまた違う目標があります。今は、ベルマーレでJ1に昇格すること。そして大きな夢としていつか海外でプレーしたいというものがあります。みんなも目標や夢を大事にして頑張ってほしいと思います」とメッセージを伝えました。
松本選手と三原選手は、最後にアンケートにサインを入れたものを、子どもたちに手渡しで返却しました。
その時に、アンケートに子どもたちが書いてくれた「自分の夢」について、一人ひとりにコメントをしたり質問をしたり。子どもたちの嬉しそうな表情が印象的でした。
最後に集合写真を撮って、たくさんサインをして、ベルせん2回目も無事に終了しました!
たくさんの笑顔と出会い、選手たちも負けないくらいずーっと笑顔でした。
「ベルせん」、もちろんこの後もまだまだ続きます!