第15節 VS 栃木SC
5月20日(日曜日) 16:00 @栃木県グリーンスタジアム
HOME 栃木SC | 湘南ベルマーレ AWAY |
1 | 0 | 前半 | 0 | 1 | ||
1 | 後半 | 1 | ||||
21 > 22 | 勝点 | 28 > 29 | ||||
菊岡 拓朗 68分 | 得点者 | 古橋 達弥 78分 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 1 | 柴崎 邦博 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 阿部 伸行 | 27 | GK |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 17 | 山形 辰徳 | 0 | 0 | 山口 貴弘 | 4 | DF | |
DF | 26 | 宇佐美 宏和 | 0 | 2 | 遠藤 航 | 3 | DF | |
DF | 29 | チャ ヨンファン | 0 | 0 | 大野 和成 | 22 | DF | |
DF | 14 | 菅 和範 | 2 | 1 | 鎌田 翔雅 | 2 | MF | |
MF | 10 | 高木 和正 | 2 | 0 | ハン グギョン | 7 | MF | |
MF | 7 | パウリーニョ | 0 | 1 | 坂本 紘司 | 8 | MF | |
MF | 25 | 小野寺 達也 | 2 | 0 | 髙山 薫 | 23 | MF | |
MF | 28 | 菊岡 拓朗 | 1 | 0 | 菊池 大介 | 10 | FW | |
FW | 8 | 廣瀬 浩二 | 0 | 2 | 馬場 賢治 | 17 | FW | |
FW | 22 | 棗 佑喜 | 0 | 0 | 大槻 周平 | 19 | FW | |
DF | 15 | 荒堀 謙次 | 1 | SUB | – | 松本 拓也 | 21 | GK |
DF | 19 | 赤井 秀行 | – | – | 島村 毅 | 30 | DF | |
MF | 5 | 鈴木 修人 | – | 0 | 古林 将太 | 5 | MF | |
MF | 11 | 河原 和寿 | 1 | 0 | 永木 亮太 | 6 | MF | |
MF | 16 | 杉本 真 | – | – | 岩上 祐三 | 15 | MF | |
FW | 9 | サビア | 2 | – | 中村 祐也 | 11 | FW | |
FW | 38 | 久木野 聡 | – | 2 | 古橋 達弥 | 18 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
70分 7 パウリーニョ ■反スポーツ的行為 90分 28 菊岡 拓朗 ■ラフプレー 90分+2 14 菅 和範 ■反スポーツ的行為 |
9 | シュート | 8 | 53分 6 永木 亮太 ■反スポーツ的行為 |
11 | ゴールキック | 12 | ||
5 | コーナーキック | 5 | ||
13 | 直接フリーキック | 23 | ||
4 | 間接フリーキック | 5 | ||
4 | オフサイド | 4 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
|
~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
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入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
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3,933人 | 晴、弱風 | 22.9℃ | 59% | 全面良芝、乾燥 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
田中 佳孝 | 塚田 智宏 | 野口 達生 | 笹沢 潤 | 福岡 靖人 | 久米 洋司 |
湘南 曺監督 試合後コメント
総評
毎回になりますが、今日も遠くまで、日曜日の夕方という時間は次の日のこともあって大変な中だと思いますが、最後まで声援を送ってくれたサポーターの皆さんに感謝したいと思います。
5試合連続勝ちがなく、ここ3試合はずっと勝点1しか拾えていませんので、今日は絶対に勝点3をとろうということで、ミーティングのやり方を変えたりだとか、いろいろな工夫をして臨みました。
全体的には守備の粘り強さだったり、コンパクトにするというところでチャンスを掴めた部分もあったのですが、警戒していたセットプレーから先に失点してしまったということは痛かったなと思います。
ただ、いい形で得点がとれて、その後も崩し切るような形ができたんですけど、今も選手に言ってきましたが、勝点3を掴むために少し勝ち急いでしまっているというか、シンプルにもう一度預けて出ていけばいいところを、狙いすぎてしまって可能性の低いプレーを選んでしまっているというところがあったと思います。
それは、選手が判断することなのでダメだということではないんですけど、若い選手が多いチームなので、そのあたりの経験値やゲームの進め方という部分で、ゴールに早く向かって早くシュートを打ちたいという気持ちや焦りによって、グループのよさとか崩し切るパターンを自分たちで消してしまうところがあったと思います。
ただ、前節の大分戦の前半が全然よくなかったので、そういう意味でいうと、今日初めて先発で出た山口も含めて、90分間全員がファイトしてくれたことについては、選手たちに感謝したいと思います。
次節の徳島戦までに一旦リフレッシュして、ホームで勝点3をとれるようにいい準備したいと思います。
質疑応答
遠藤選手が前半は3バックの位置を代えていたが棗選手の対応か?
いえ、当初から遠藤を右にしようと思っていたんですけど、ハーフタイムに棗選手が代わるということだったので、サビアを入れて隙間のところでキープを活かしてシュート、という形にもってくるなと思ったので、後半は慣れ親しんだポジションに戻しました。
ちょっとアクシデントで交代する選手がいたので、最後のほうは、本来考えていたゲームプランと違った形のポジションをやることになった選手もいたんですけど、それはみんなで協力し合ってよくやってくれたかなと思います。
遠藤は真ん中だけじゃなくて、ボランチや、右も左もできる選手なのでそういう意味ではまったく心配なく送り出しました。
古橋達弥選手コメント
(得点シーンについて)カズ(大野)がよく走ってくれ頑張ってくれて、マイナスのいいボールを入れてくれた。決められてよかった。
ここ最近の試合は全体的にボールを多く前に入れられていなかったけど、今日はできるだけ前に入れようという意識で相手陣内にプレーしようと思っていました。前節よりは前に入れて、そこから絡んでいこうというものが出ていたけど、相手のゴール近くになったところでなかなかいいシーンが出なかった。最後のところでもう少し工夫が必要だったと思います。
相手もしっかり守ってくるので、2人目の動きだけじゃなく、3人目の動きも必要。
やはり先に得点をとらなければと思います。
大野和成選手コメント
個々で負けないことが第一条件だと思っていました。個々の部分で負けたらやられてしまうし、そこは強く意識してやっていました。
(3バックがいつもと違ったが?)練習でも何度もやっているので連携面は問題なかったし、ヤマさん(山口)もすごくカバーしてくれたのでやりやすかった。
(アシストのシーンは?)スペースがあったので前にいきました。一人でもサボったら得点には繋がらないと思うしそこはチームのコンセプトどおりハードワークしようと思っていました。
守備に関しては、失点はFKからだけど流れの中からは危ない場面はなかったと思う。うまくロングボールの対応もできていたと思う。後半少し疲れもあってセカンドボールになかなかいけない場面があった。
(勝ち切れないが?)やっていることは間違っていないと思う。あとはパスの精度などそういう部分だと思う。大事な時ほどミスになってしまっているところがある。前に人数かける分、奪われた時は後手にまわってしまうので、そこはしっかり精度を高めていきたいと思います。
鎌田翔雅選手コメント
あとちょっとだと思う。去年、負けが続いた時に比べると引き分けに持ち込めているし成長していると思う。ただ、まだまだ足りないところがある。勝てていないということで、メンタル的に焦りが出ているところがある。いい形でいけていても、最後のところでズレてしまったり合わなかったり、ミスがあったり。そういうところの連携はもう少し詰めなければいけないと思っています。
今日、自分はいつもとポジションが違ったんですけど、とにかくハードワークをしようと思っていました。守備でも後ろに引かないでどんどん前からプレスをかけて、ピンチにさせないということを意識してやっていました。
攻撃ではできるだけ崩しにかかわろうと思っていました。そういう点では少しはできたけれど、まだまだできることがあると思う。もう少し相手にとって恐い怖いプレーを増やしたい。
早い時間に点がとれれば一気に変わると思う。ただとられたとしても、今日もそこで引いてしまうのではなくて、そこから1点返せるのがうちの力だと思うし、少し変えればひっくり返すこともできると思う。
京都戦の時のようにアディショナルタイムでひっくり返すこともあるわけだから、常に勝つことだけを信じて前を向いてやってくしかない。うちのスタイルに自信をもつこと。信じて、全員でやっていきたいと思っています。
坂本紘司選手コメント
戦う姿勢と走り勝つ意欲というものを出していこうと思って試合に入りました。
前にボールを入れようということをトライしたけど、前半は少し攻め急いだかなというところがあった。
ただ、チャレンジがあっての課題だと思し、みんなの姿勢として前向きなものが出ていると思うので、ここでブレずにやっていきたいと思います。
(ハードワークしていたと思うが?)切り替えの早さだったり球際という部分は、これでいいということはないと思うし、もうワンランク、ツーランク精度を上げていけば、ボールを奪ってからの攻撃というのはもっと出せるようになるのかなと思います。
次、ホームなので、またみんなでしっかりいい練習して、いい試合をしたいと思います。総力戦だと思います。
遠藤航選手コメント
入り方は悪くなかったと思います。前半に押し込んでいたけれど、そのチャンスで決め切れなかったことはもったいなかった。
なかなか勝ち切れないけれど、先制されても切り替えて前にいけていること、同点に追いつけていること、負けていないことをポジティブに捉えたい。
DFとしては最後の部分で失点をしないことを強く意識してやりたい。
(今日の前半は3バックの右だったが?)今季初めて右をやりましたが、起点になれるし、前半はフリーになってサイドチェンジや前につけたりすることができた。ビルドアップのよさは出せたと思うので、続けて頑張りたいと思います。
栃木 松田監督 試合後コメント
総評
9割方準備してきたことというか、プランというか、思ってような試合ができたと感じています。最後の仕留めるところというか、そこで隙を作ってしまっって1-1と。1-0で逃げ切れるかもしれないけど、2点目をしっかり取っておかないと確実には勝てない。後半のああいう時間帯、まだ時間があるところ、得点を取ってからのところが勝負どころだと思う。1点取ってからは勝てるかなとか、隙ができやすい状況なので、そこからが勝負ということを再認識して2点目を取らないと勝てない。全然まだ分からないという気持ちで戦わないと今日のような結果になるということだと思います。
質疑応答
1-0になった後、湘南がアップテンポになりそれに対して縦に急ぎすぎ落ち着かせられなかったか?
全然そういうことじゃないですね。カウンターで点を取ればいいんですよね。相手が完全にバランスを崩した形で点を取りに来たんですから。2点目を取っていれば試合は終わっていた。そのチャンスを活かせなかったということ。1点を取る前もある程度良い形で攻められたけど、1点を取った後のほうがチャンスはあったと思う。それをしっかり決めること。それと、決められなかったり、ボールを取られたら追うだけの話ですよね、一生懸命。責任を持って。特にボールを取られた人が。それをやらないとすごく悔いの残る試合になる。その人が追ったからといって絶対に失点がなくなるかと言えば、そうではないかもしれないけど、実際、あそこはDFラインが楽をしてオフサイドトラップをかけたわけですよね。それに頼ったことの方が問題だと思う。そういうところのほうが問題ですね。
ハーフタイムに棗選手をサビア選手に代えた意図は?
ちょっと棗が傷んだんですよね。競り合ってチャージを受けて。それで大事を取って。あとは裏のスペースがどんどん狙える状況だったので、サビアの方が逆に活きるかなと思ったので。まだやれる状況にあったんですけど無理をさせないための交代でした。
9割方プラン通りに進められたということだがどのあたりが準備通りだったのか?
湘南はここのところどこのチームも対策を練って、うまくやり出したなという感じがする。最初の頃は相手のチームが湘南に付き合っていたので、湘南のストロングな部分がすごく出ていた。そういうところを出させない、相手のサッカーに付き合わないと。それ以上のことはあまり言えないですけど。
前後半で試合のテンポや内容が変わったと思うが?
やろうとしていることは同じですね。体力的には相手は充実しているので、そう簡単ではない。その時間帯は我慢の時間帯だと割り切っているところはあった。だんだん、彼らのベースはものすごく走ることなので。うちはボールを前半から回せていたので、そういうところで体力を奪って、間延びした所でチャンスができてきたんだと思う。取り組み方としては前半も後半も同じでした。