馬入日記
【馬入日記:2月19日】「KIDS GUARD SHONAN inいわき」湘南&栃木合同 いわきでサッカー教室開催!
ベルマーレではこれまで「KIDS GUARD SHONAN(キッズガード湘南)」として、原発被害で不安を抱える福島の子どもたちを中心に、昨年のGWと夏休みに湘南への招待する活動などを行ってきました。
クラブとして継続的な取り組みをしていこうと、今日はチーム全員で福島県いわき市へ赴き、いわき市の小学生150人を対象にサッカー教室を実施しました。
今回、栃木SCと午前中に練習試合を行い、午後に合同でサッカー教室を行うという予定でしたが、残念ながらグラウンドの状態が悪く、ケガに繋がる危険性を考慮し練習試合は中止となりました。
午後のサッカー教室は予定どおり合同開催され、両チームの選手約50名が子どもたちとの楽しい時間を過ごしました!
写真は両チームの選手といわきの子どもたちの集合写真。
元気いっぱいに走り回り、笑顔があふれる楽しい時間を過ごしました。
サッカー教室は湘南と栃木の選手たちといわきの小学生がミックスでチームを作り、チーム対抗戦のミニゲームを行いました。
チームをつくると、まずは選手たちと子どもたちが自己紹介。
そして、選手たちもできる限り子どもたちの名前を覚えて、プレーをしながら「ゆうき、ナイッシュー!」「たくや、行けー!」などど名前を呼んでいました。(特に山口選手、すぐにみんなの名前を覚え、常に名前で呼んでいました)
ゲームとなるとやはり白熱!
子どもたちに負けず劣らず、なんとも楽しそうな選手たち。
午前中、練習をした後だったにもかかわらず、笑顔で動き回っていました。
2チーム合同ということで(しかもケガ人以外の全選手が参加ということで!)選手の人数もとても多く「こんなにたくさん、選手が来てくれるなんて!」と地元の皆さんにはとても喜んでいただけました。
チーム対抗ゲームで大いに盛り上がり、集合写真を撮影。
その後、両チームからグッズをプレゼントし、サインをして終了となりました。
「あのね、選手が優しかったし、カッコ良かったし、面白かった!」とか「こっちに来てくれると思わなかったから嬉しかった」と声を弾ませていました。
金選手は「ずっとこういう活動をしたいと思っていました。実際に来て僕たち自身が感じられることもたくさんあるしいい経験をさせてもらったと思います。今日、子どもたちの笑顔を見ることができて嬉しかったですが、復興はまだまだ長い時間がかかると思います。継続的にやっていくことができればと思っています」と話していました。
「KIDS GUARD SHONAN」で昨年のGWに、湘南にご招待したいわき市の豊間サッカースポーツ少年団のお母さんたちなんです。
以前も一度お伝えしましたが、GWに来て下さったことをきっかけに「トヨマーレ(豊間&ベルマーレ)というフットサルチームを作ろうと盛り上がっています!」と聞いていたのですが、本当にチームができ、そしてご覧のトヨマーレユニフォームが完成!(もちろんライトグリーン!)
今日はそのトヨマーレのユニフォームを着てチームに会いに来てくださったのです。
「子どもたちが元気であるために、親も元気にならなくちゃ!」という本当に明るくて前向きなお母さんたち。涙が出るほど嬉しい再会でした。
震災からもうすぐ1年。
この1年間の、皆さんの大変な想いは計り知れません。そして、復興にはまだまだ時間がかかります。
ベルマーレでは、これからも継続的な活動を行っていきます。
ぜひ皆さんもご一緒に継続支援をよろしくお願いします!