第6節 VS ガイナーレ鳥取
4月1日(日曜日) 13:00 @とりぎんバードスタジアム
HOME ガイナーレ鳥取 | 湘南ベルマーレ AWAY |
1 | 0 | 前半 | 0 | 2 | ||
1 | 後半 | 2 | ||||
4 > 4 | 勝点 | 13 > 16 | ||||
福井 理人 90分+1 | 得点者 | 島村 毅 49分 宮崎 泰右 89分 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 48 | 小針 清允 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 金 永基 | 1 | GK |
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DF | 27 | 三浦 修 | 0 | 1 | 島村 毅 | 30 | DF | |
DF | 4 | 戸川 健太 | 0 | 0 | 遠藤 航 | 3 | DF | |
DF | 23 | 水本 勝成 | 0 | 0 | 大野 和成 | 22 | DF | |
DF | 3 | 加藤 秀典 | 0 | 2 | 古林 将太 | 5 | MF | |
MF | 7 | 小井手 翔太 | 0 | 0 | ハン グギョン | 7 | MF | |
MF | 10 | 実信 憲明 | 0 | 1 | 下村 東美 | 14 | MF | |
MF | 22 | 森 英次郎 | 2 | 1 | 髙山 薫 | 23 | MF | |
MF | 25 | 奥山 泰裕 | 0 | 0 | 永木 亮太 | 6 | FW | |
FW | 29 | 福井 理人 | 1 | 0 | 馬場 賢治 | 17 | FW | |
FW | 8 | 美尾 敦 | 1 | 0 | 大槻 周平 | 19 | FW | |
GK | 1 | 井上 敦史 | – | SUB | – | 松本 拓也 | 21 | GK |
GK | 33 | 杉本 拓也 | – | – | 鎌田 翔雅 | 2 | DF | |
DF | 15 | 内間 安路 | 0 | – | 坂本 紘司 | 8 | MF | |
DF | 20 | ロイ スミス | – | 1 | 菊池 大介 | 10 | MF | |
MF | 17 | 鶴見 聡貴 | 1 | – | 猪狩 佑貴 | 16 | MF | |
MF | 24 | 熊澤 圭祐 | – | 1 | 宮崎 泰右 | 25 | MF | |
FW | 19 | 住田 貴彦 | – | 0 | 古橋 達弥 | 18 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
19分 22 森 英次郎 ■遅延行為 68分 23 水本 勝成 ■ラフプレー |
5 | シュート | 7 | 90分 18 古橋 達弥 ■反スポーツ的行為 |
7 | ゴールキック | 10 | ||
5 | コーナーキック | 1 | ||
13 | 直接フリーキック | 10 | ||
1 | 間接フリーキック | 2 | ||
2 | オフサイド | 1 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
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~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
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入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
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2,086人 | 曇、中風 | 8.3℃ | 50% | 全面良芝、乾燥 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
上田 忠彦 | 三上 正一郎 | 清野 裕介 | 関谷 宣貴 | 李 尚起 | 堀池 勇平 |
湘南 曺監督 試合後コメント
総評
ありがとうございました。本当に遠い中、また天候の悪い中ここまで来てもらったサポーターには、毎回のことですが本当に感謝しています。
前節の熊本との戦いの後に、やはり熊本戦から学んだことをしっかりこの試合に生かそうと。具体的には戦う気持ちやセカンドボール、球際といったサッカーの本質的なところに戻ろうという話はしていました。
前半少しグラウンドの問題などもあって、相手に押されてリズムが掴めませんでしたが、後半しっかり修正して自分たちのリズムでやれたことは選手たちの頑張りに感謝したいと思います。
いろいろアクシデントもあったりして、今日初めてスタメンで出た選手たち、特にGKの金はちょうど1年9か月前に大きな、選手生命が危ぶまれるようなケガをしたんですけど、今日堂々とプレーしてくれたことは監督として本当に有難いなと思いましたし、それをサポートした周りの選手たちにも感謝したいと思います。
質疑応答
負傷退場となってしまったが、下村選手を守備的なところで使ったがその意図は?
下村は経験もある選手ですし、ずっといい準備をしていた選手なので、我々はシステムにそんなにこだわっているわけじゃないので、今の状況からうちのスタイルを出せる選手として下村が必要でした。少しアンカー気味のボランチに起用して、もう少し圧力をかけようと思っていたのですが、グラウンドの関係でちょっとスリッピーというかボールが収まらない感じだったので、相手にプレッシャーをかけようとしたら鼻先をつつかれるという感じでした。あのままやっていたらどうだったか、想像の話になってしまいますが、チームをDFラインの前で落ち着かせるという意味で、彼を起用しました。
金永基選手コメント
個人的なことですが、長いケガをしていて、復帰をして今シーズンからチームと一緒にやれているんですけど、チームがすごくいい状態で開幕からやれていたのでその流れを切らないようにしたいということと、個人的にはいろんな人にお世話になったので、そういう方たちへの感謝の気持ちを持ってプレーしようと思っていました。最後に信頼して送り出してくれた誠一さん(斎藤GKコーチ)と曺さんの気持ちに応えたかったということが一番自分の中にあって、それを思い続けて90分プレーしました。
前半は芝の問題もあってカズ(大野)の裏に蹴られたボールからリズムが崩れていて、なかなか前半はうまくいかなかった。風下だったので、なるべく早く45分間過ぎるように、時間を稼ぎながらやっていました。
いい緊張感で入れました。久しぶりだったので楽しみながらやりだけでした。クロスボール、ハイボールの対応は今年GKが求められるところでもあるので、落ち着いてできたと思います。
欲を言えばゼロで抑えたかったですが、今日はアウェイで勝利できたことに意味があると思うので、最後の1失点はしっかり反省して次に臨みたいと思います。
(サポーターの皆さんへ)ほぼ忘れられていたと思うので(笑)、今日でまた存在感を示すことができて、また来週から競争が始まるので頑張ります。
宮崎泰右選手コメント
得点シーンは、本音を言うと右足で打とうかどうか迷っていました。でもこの試合の前にも右足のシュートを練習していたこともあって、思い切って打ってみようと思って打ったら入ってくれてよかったです。
自分が入る時は、監督から相手が前かがりにきていることが多かったりするので、仕掛けて自分の持ち味を出して、嫌なプレーをしろと毎試合言われているので、今日も同じことを言われました。それが結果につながってよかったです。決勝点を取れたのは自分にとってプラスですし、Jリーグ初得点ということもあってすごく嬉しかったです。今後は、まずはチームのために、監督に言われたことをしっかりやろうと思っていますし、欲を言えばスタメンで出て、そこで仕事をできればと思います。
島村毅選手コメント
(得点について)先発で使ってもらったので、絶対に得点を決めようと思って試合に入りました。亮太(永木)がいいボールを上げてくれたことが大きかった。何度も切り替えしをしたので、その都度動き直しをしていい位置をとりました。決められてよかったです。
前半は流れがかなり悪かったので、しっかり我慢することが大事だった。プレスが単発で終わってしまうことが多かったのでもっと連動して2回3回といかなければいけなかった。課題が残る試合だったので1週間かけて修正したいです。
前半なんとか我慢できたので後半は絶対に流れがくると思っていました。セットプレーでなんとかしたいと思っていたので、そこはうまくいってよかったです。
(最後の失点について)毎試合の課題になってしまっているので、DFとしてはもっと集中しなければならなかった。最後少し捻挫をして1トップに入っていたのでチームの力になれなくて申し訳なく思っています。
(初先発だったが?)トレーニングでいつもやってるし、モチベーションもすごく高かった。監督もいつも27人全員が戦力だと言ってくれているし、毎試合ベンチでも準備をしていました。使ってもらったのでなんとか結果を残したいと思っていました。
永木亮太選手コメント
前半は相手のハイプレッシャーにやられてボールが繋げなかったしうちのポジションと相手のポジションがかみ合わずうまくプレッシャーにいけなかった。かなり押し込まれてしまい、クリアするのが精一杯という状態だった。
ただそういう中、前半失点せず耐えられたことが今日一番大きかったと思う。
(アシストについては?)CKにいくまでの流れもよかった。後半はポジションを変えて相手のエリアでボールをまわせていたのであそこでうまく入ってよかった。
最後の失点は泰右(宮崎)のゴールがなかったら引き分けになるところだったので、あの時間帯の失点が本当に多くなってしまっていることは課題だと思っています。みんなしっかり最後まで守ろうという意識はあるんですけど、なくしていかなければ。課題をもって次に臨みたいと思います。
髙山薫選手コメント
前半は相手の勢いに押されて自分たちらしい攻撃ができなかったんですけど、0点で抑えられたのが大きかった。後半、攻められるようになってシマさん(島村)と泰右(宮崎)が決めてくれた。シマさんは今日初スタメンで、泰右も途中から出てずっといい活躍をしてくれていたのですごく嬉しかった。
前半のあの苦しい中ゼロで抑えられたことによって、ポジショニングを変えた後半、流れを引き寄せることに繋がったと思います。
前半、相手は何人も飛び出してきたので、それを追っていくのが大変でした。クリアするのが精一杯という場面もありました。そういう時にどういうプレーができるかというところが課題です。
後半は賢治さん(馬場)からシュートチャンスをもらったり、前半よりも攻守に上下動できたところはよかった。前半は追うことで精一杯でなかなか上がらなかったけど後半は逆に上がりました。
最後の失点はまた課題として取り組みたいと思います。
鳥取 中村ヘッドコーチ 試合後コメント
総評
最初に、監督、選手数名がインフルエンザにかかり、湘南のチーム、選手、スタッフ、サポーターの方々に不安な思いをさせてしまったことを、この場を借りてお詫びしたいと思います。申し訳ありませんでした。
試合については、我々のプランとして考えていたのは、まず湘南とうちは似ている。順位は湘南が上ですが、同じスタイル、真っ向勝負ということで、絶対負けないということは徹底させました。なおかつ上回るために、マイボールの時間を多くして、プラスアルファを求めたというところです。前半はそれが、パーフェクトというものは、この世界に全くないと思いますが、非常に機能していたと思います。相手の背後を突くこと、それに伴って中盤のところも支配できたし、ボールを保持する時間も、我々の方が多かったというイメージを持っています。ハーフタイムに伝えたのは、湘南はこのままでは終わらない、前半の湘南は忘れて、我々の戦いも忘れて、もう1回、キックオフからのつもりでいこうということでしたが、リスタートの流れから0-1になって、さらに追加点を取るあたりは、さすが湘南というか、今の勢いを示していると感じました。
質疑応答
ボールを支配できていたが、シュートが少なかったが?
今週の練習を踏まえて、前に早く攻めるという狙いは残しつつ、一つ遠回りしてゴールを狙うのもありなんじゃないか、それによってマイボールの時間が多くなる、守備の時間が減る、というイメージでやっていました。ただ、もしかしたら、選手のイメージがそちらに傾き過ぎて、ゴールへ向かう意欲が薄れたのかなと思いますが、90分間トータルでは、私のイメージしていたボールの動かし方、崩し方はイメージできていたなと思います。最後のところは、ちょっとした戦術面のところがあるんですけど、チャンスを多く作り続けるというところまでは、福岡戦よりは向上したと思っています。
水本選手が今季初先発だったが、守備陣の出来は?
個人の評価については、監督からコメントということにさせていただければと思うので、詳しくは私からは言いません。守備陣ということですが、我々は全員で守備をしているので、守備ということで考えると、チームとして望んだことをやり続けようという意識が出ていたので、それは非常に良かったと思います。失点については、映像を含めて確認しなければいけませんが、カウンターやリスタート、もう1回修正しなければいけないと思います。ただ僕としては、我々のメンバーの中での最高のパフォーマンスは出してくれたんじゃないかと思います。
前半は機能していたが、後半はセカンドボールを拾えなくなり、マイボールの時間が減った要因は?
ボールを失わないようにポゼッションする、マイボールのところは大事にしていましたが、セカンドボール、フィフティー・フィフティーのボールを支配することも、マイボールの時間を多くすることだと試合前に伝えていました。ただ湘南は(前半)、私の目から見てやりたいプレスが効果的にできていないなという印象があって、そこは改善してくるだろうと思いました。
さらに後半の立ち上がりは、守備、ボールに対しての前への推進力で湘南が上回ったなというのが印象です。もう一つ、後半の立ち上がりの失点に関しては、運動量が落ちたりするのも理由としてあるのかなと思いますが、我々は、そこに逃げたくない。運動量が落ちるから抑えながらというのは、まったくやりたくない。
前半できたことを、あと何分続けられるか。失点はしていますけど、何分続けられるか、90分間続けられるかというところに今後もトライしたいと思っています。