ニュース
KIDS GUARD SHONAN「被災地の子どもたちにゴールデンウィークを!」第2弾 実施報告No.1(1日目・2日目)
5月6日(金)から8日(日)において、KIDS GUARD SHONAN「被災地の子どもたちにゴールデンウィークを!」の第2弾として、福島ユナイテッドFCの皆さんを湘南にご招待しました。
◇主催
特定非営利活動法人湘南ベルマーレスポーツクラブ、株式会社湘南ベルマーレ
◇後援
平塚市、小田原市、箱根町、小田原箱根商工会議所
◇協力
平塚競輪場、国際ロータリー2780地区第9グループ、株式会社みづほ野、マリールイーズ、いしけん、メッカ、ヴァーミリオン、さかな料理 NOBU、メゾン・ド・アッシュ×エム、モトロッソ、平塚カトリック教会、平塚商業高校PR部、学校法人産業能率大学、産能アカデミー、星槎グループ、世界こども財団、OSAサッカークラブ、ヘラクレス大磯、SunSunマルシェ、平塚商工会議所青年部、平塚魚市場、株式会社フリーデン、えれんなごっそ(鈴廣かまぼこ)、新宿さぼてん(株式会社グリーンハウスフーズ)、江ノ島電鉄株式会社事業部不動産課、江ノ電商事株式会社、不二家秦野工場、株式会社湘南ウイル、株式会社アスリート・パートナーズ、旭鉱油株式会社、アジアンコネクション株式会社、成瀬産業株式会社、木村重晴、株式会社山川機械製作所、医療法人財団倉田会、神仙堂調剤薬局、株式会社小島組、デジタルプロセス株式会社、三田村 健一、湘南ベルマーレサポーター、KIDS GUARD SHONANボランティア
(敬称略、順不同)
◇日時
5月6日(金)~8日(日)
◇参加者
福島ユナイテッドFC 105名
スクール:U-12・28名(女子2名)
アカデミー:U-15・47名(女子2名)、U-12・25名(女子1名)
コーチ:5名(女性1名)
【1日目:5月6日(金)】
到着
6日金曜日は通常授業の日のため、学校が終わってからの出発でした。平塚到着は日付が変わる直前になりました。
福島の子どもたちは、長旅、深夜到着、そして大きな荷物を運んでいるのにも関わらず、「こんばんは!」と大きな声で挨拶をしてくれました。今回の宿舎は2泊とも、平塚市様にご協力を頂き、競輪選手の宿舎を子どもたちに使用させていただきました。
そのあと、ベルマーレスタッフから宿泊施設の説明、部屋割りを決めて、長い旅の1日目が終了。子どもたちは施設の形状や大きさに興奮気味でしたが、明日の朝が早いこともあり、部屋に入るとすぐに就寝していました。
平塚競輪場の宿泊施設は、洗面台、お風呂場ともに非常に大きく、入浴時は皆ではしゃぎ回っていました。1つの部屋に4つのベッドが設置されている他、テレビ、冷蔵庫、洗面台、机が備え付けてあり、子どもたちにとってとても快適なスペースとなっていました。
【2日目:5月7日(土)】
朝食
朝食はみづほ野様に栄養バランスが考えられたメニューを準備していただきました。
お肉・焼きそば・サラダ・スープなどバリエーションも多く、子どもの大好きなものが盛り沢山!がんばれ福島!の文字も飾っていただきました。
おいしい朝ごはんをお腹いっぱい食べました。
食後は料理を作ってくださったみづほ野様に元気な声で『ありがとうございます』の挨拶をさせていただきました。
平塚競輪場の柳下部長様よりご挨拶
宿泊施設を提供していただいた平塚競輪場を代表して柳下部長様より「ぜひ、平塚でゴールデンウィークを楽しんでください!」とのお言葉を頂きました。
弊クラブ眞壁が歓迎スピーチで「平塚を満喫してください!」と熱弁。平塚観光親善大使役を務めさせていただきました。また、「お互いにA-LINEのウェアを使うクラブとして親近感も感じる!」と今回の受入れへの並々ならぬ想いも伝えさせていただきました。
トップチーム施設見学・交流
雨の平塚観光となりましたが、子どもたちは元気いっぱい、やる気まんまんで湘南ベルマーレトップチーム選手の待つ馬入ふれあい公園へ向かいました。
バスで移動した先で待っていてくれたのは大勢のベルマーレサポーターの方々でした。
この企画に賛同していただき、ボランティアスタッフとして参加していただきました。
馬入ふれあい公園では福島の子どもたちにトップチームの施設の紹介などをしていただきました。
トップチーム選手の練習場である天然芝グラウンド・馬入管理棟・トレーニングルームなど多くの施設を見学し、福島の選手たちも興味津々で施設を覗いていました。
トレーニングルームでは、選手が実際にトレーニングしている姿も観ることができました。
湘南ベルマーレのトップチーム選手とみんな揃っての写真撮影
平塚南口散策&昼食
バスにて馬入ふれあい公園から平塚駅南口の平塚カトリック教会へ移動。普段はなかなか訪れることの少ない厳かな雰囲気の教会で、子どもたち少し緊張している様子でした。引き続きベルマーレサポーターの皆さんもボランティアスタッフとして協力していただきました!
平塚商業高校PR部の学生もボランティアスタッフとして参加!
その後、南口から海方面に散らばる南口レストランオーナー有志8店舗(モトロッソ様、いしけん様、メッカ様、マリールイーズ様、松鱗亭様、さかな料理NOBU様、ヴァーミリオン様、メゾン・ド・アッシュ×エム様)の皆様の御協力を得て、スタンプラリーを兼ねた昼食イベントを実施しました!それぞれのお店の心のこもったおいしい料理に子どもたちも大満足の様子でした!
その後は、グループ毎に各店舗を歩いて回りスタンプラリー!
各店舗の前にはスタンプラリーのチェック係としてボランティアスタッフが待機。雨の中、大活躍していただきました。
全てのレストランのスタンプを集めた子ども(全員ゲット)は、景品として不二家秦野工場様からご提供いただいた、袋いっぱいのお菓子をもらいました!
初めての平塚探検も、全員無事に帰ってくることができました!おいしいご飯、お菓子も頂き、子どもたちも大満足の様子でした!カトリック教会のシスターにお言葉も頂き、記念撮影をしました。
交流サッカー(小学生)
この日の午後は、小学生と中学生のグループに分かれての交流サッカー。小学生は、産業能率大学様にグラウンドをご提供頂き、産能アカデミーの小学生と実施しました。しっかりと挨拶をし、握手して試合スタート。最初は少し緊張気味でしたが、始まれば一生懸命ボールを追いかけ、グラウンド中を駆け回っていました。試合は最初、2年生~4年生と5年生~6年生に分かれて行いました。その後はグラウンド全体を使用したミックスチームでの試合を実施しました。
学年ごとに点数を変え、みんな必死にゴールを目指しました。点数が入れば、産能アカデミーも福島ユナイテッドもチームの壁を越えてハイタッチ。良い光景が見られました。
2時間のサッカーを終え、みんないい顔をしていました。終わるころには、友達になった子もいて楽しそうに話をする姿も見られました。
最後は各チーム対面に1列に並び、それぞれ代表者が一言挨拶をし、全員が一人一人と握手を交わし終りました。子どもたちからはまたやりたいという声も聞こえました。
このサッカー(小学生)は産業能率大学様のご協力を頂き、無事終了することができました。福島では原発の影響の為、外でサッカーをすることができず、普段は体育館で練習を行っているそうです。なかなか体育館では思う存分走り回ることも難しく、今回この産業能率大学様の広く、そして素晴らしい人工芝でのサッカーが本当に楽しかったと言っておりました。サッカーをする前は少し距離があった子どもたちも、練習や試合を通してすぐに打ち解け話をする姿も見られ、良いコミュニケーションが取れたのではないかと思います。久しぶりの外でのサッカーということもあり、子供たちは縦横無尽にピッチを走り回り、楽しそうにサッカーしていました。終わったあとも「もっとサッカーやりたい」「すごく楽しかった」などの声も聞こえました。
交流サッカー(中学生)
中学生のグループは、星槎グループ“世界こども財団”様の協力の下、大磯町の星槎湘南スタジアムにてサッカー交流を行いました。福島ユナイテッドの中学生47名、OSAサッカークラブ、ヘラクレス大磯、湘南ベルマーレユースの総勢100名を4チーム(1チーム約25名)に分け、ハーフコートで9人制の総当りリーグ戦を実施しました。1試合を5分―5分―5分という変則ルールで実施し、必ず全員が出場できるようにしました。約2時間、海を見下ろすすばらしい人工芝のピッチでサッカー交流をさせていただきました。
混成チームでの試合ということで、最初は遠慮がちな子どもたちでしたが、OSAやベルマーレユースの高校生のリードもあり、リーグ戦が進むにつれてチームとしての一体感が醸成されてきました。短時間で仲間を作れるサッカーのすばらしさを再確認しました。
夕食会
5月7日の午後、久しぶりに人工芝のピッチで思いっきりサッカーを満喫した子どもたち、お腹も良い具合に減ってきたところで平塚市商工会議所青年部様・SunSunマルシェ様のご協力の下、平塚魚市場にて夕食です。
子供たち到着の前にスタッフミーティングや下ごしらえ。ボランティアスタッフの方々もグループに分かれそれぞれの長所を生かし活躍していただきました。
会場はまるでお祭りのような雰囲気。場の雰囲気に子どもたちも興奮気味。屋台形式で様々な地元食材を使った様々な料理に舌鼓。空腹を美味しい料理にて満たした後は、射的やキックターゲットなどアトラクションで遊びまわりました。
シラスボール チョコレートフォンデュ フリーデン様のソーセージ入り焼きそば
サバドック エアゴール サッカーボーリング
輪投げ&射的 短冊コーナー ビーサン飛ばし大会
最後は豪華賞品をかけビンゴ大会!会場のボルテージは最高潮でした。
最後は集合写真。湘南地区の皆様の多大なるご協力・ご提供によりにより福島の子どもたちは素晴らしい笑顔で平塚最後の夜を過ごせることができました。
※3日目の報告は後日掲載いたします。