第3節 VS アビスパ福岡
3月17日(土曜日) 16:00 @Shonan BMW スタジアム平塚
HOME 湘南ベルマーレ | アビスパ福岡 AWAY |
3 | 1 | 前半 | 0 | 1 | ||
2 | 後半 | 1 | ||||
6 > 9 | 勝点 | 6 > 6 | ||||
遠藤 航 44分 岩上 祐三 63分 馬場 賢治 90分+2 |
得点者 | 坂田 大輔 84分 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 27 | 阿部 伸行 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 神山 竜一 | 1 | GK |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 2 | 鎌田 翔雅 | 1 | 1 | 和田 拓三 | 4 | DF | |
DF | 3 | 遠藤 航 | 2 | 0 | 堤 俊輔 | 29 | DF | |
DF | 22 | 大野 和成 | 0 | 0 | 小原 章吾 | 13 | DF | |
MF | 7 | ハン グギョン | 2 | 0 | 尾亦 弘友希 | 21 | DF | |
MF | 6 | 永木 亮太 | 1 | 2 | 岡田 隆 | 3 | MF | |
MF | 5 | 古林 将太 | 1 | 0 | 鈴木 惇 | 8 | MF | |
MF | 23 | 髙山 薫 | 0 | 1 | 城後 寿 | 10 | MF | |
FW | 13 | 岩尾 憲 | 1 | 0 | 成岡 翔 | 19 | MF | |
FW | 18 | 古橋 達弥 | 0 | 2 | 高橋 泰 | 11 | FW | |
FW | 15 | 岩上 祐三 | 3 | 3 | 坂田 大輔 | 15 | FW | |
GK | 1 | 金 永基 | – | SUB | – | 河田 晃兵 | 23 | GK |
DF | 30 | 島村 毅 | – | – | オ チャンヒョン | 17 | DF | |
MF | 17 | 馬場 賢治 | 1 | 0 | 畑本 時央 | 27 | DF | |
MF | 25 | 宮崎 泰右 | 0 | – | キム ミンジェ | 2 | DF | |
FW | 8 | 坂本 紘司 | 1 | 1 | 末吉 隼也 | 7 | MF | |
FW | 10 | 菊池 大介 | – | – | 木原 正和 | 14 | MF | |
FW | 19 | 大槻 周平 | – | 0 | 石津 大介 | 16 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
84分 7 ハン グギョン ■反スポーツ的行為 | 13 | シュート | 10 | 17分 29 堤 俊輔 ■反スポーツ的行為 35分 19 成岡 翔 ■ラフプレー 44分 29 堤 俊輔 ■反スポーツ的行為 44分 29 堤 俊輔 ■警告2回 75分 21 尾亦 弘友希 ■反スポーツ的行為 |
15 | ゴールキック | 8 | ||
6 | コーナーキック | 3 | ||
10 | 直接フリーキック | 13 | ||
0 | 間接フリーキック | 7 | ||
7 | オフサイド | 0 | ||
1 | PK | 0 |
得点経過 | ||
|
~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
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入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
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3,602人 | 雨、弱風 | 8.7℃ | 84% | 全面良芝、水含み | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
山本 好彦 | 中村 太 | 作本 貴典 | 野口 達生 | 柿沼 亨 | 亀井 信也 |
湘南 曺監督 試合後コメント
総評
雨の中、足元の悪い中…と結婚式で使うような言葉を言いますけども、サポーターの皆さんが応援してくれて、それが選手の力になったんじゃないかと思います。
相手が10人になってから、ハーフタイムに本当に色気を出さないでシンプルに湘南らしさを貫こうという形を言ったんですけれども、概ね交代で出た選手も含めてそういった我々の狙いというのが最後まで、出し続けられたのではないかなと思います。
ただ、シュートを打てる場面で打たなかったりとか、後半の残り10分位はセカンドボールに対して足が止まっていた場面もあったので、その辺はまだ我々の甘さかなという形で次の試合に向けて課題が出たという風に思います。
質疑応答
3試合全部雨だがコンディションを保つのが大変では?
降るなと言っても雨は降ってしまうので…。ただうちのチームは、雨が苦手だとは思っていないので。
そういうこともあるということで良い準備をしようという話をしています。できれば晴れてもらったほうがお客さんがたくさん来てくれるのかなと思いますけども。
今度の試合が晴れることを個人的には祈ってます。
3試合とも終了間際に貴重な得点が入っているがこの点については?
本当はもっと早く取れればいいんですけど、そういうふうにいかないのがサッカーで。
ただ、最後までゴールを奪いに行こうというか、そういう姿勢が選手たちから見られたのは監督として嬉しく思います。
1点取られた後も、やられるんじゃないかという空気よりも、もう1点取って決めるぞっていう空気がグラウンドの中にあったというのは選手たちの成長じゃないかなと思います。
前の2人の先発を代えたが、狙いは?
本当に勝ったからメンバーを同じでいくわけじゃないよということは就任当初から話をしているので。
今日のゲームに臨むコンディショニングと組み合わせの問題と、あとはゲームプランです。
そのことで2人を入れ替えてやったんですけど、それ以外には理由はありません。
27人全員が戦力だという話をしていますし、その中で2人が代わって新しく2人が出たというだけです。
また次は次で、この2日間の状態を見てメンバーを決めようと思っています。
岩上選手が3試合連続ゴールを取ってますが、岩上選手については?
選手全員がチームとして目指すものをやろうとしている中で彼の得点が目立っていますが、ちろんシュートを打つ姿勢というのはよいところだとだとは思いますが、そこに至るまでに周りが作ったことのほうががチームとしては大事ですね。
祐三ひとりが頑張って勝ちに繋がってるのでは決してないと思います。
中2日で試合だが調整しかできないのか?
しっかりビデオを見て相手の分析をした上で、この2日間でできるだけのことはやっていきたい。
中2日というような、時間が短いほうが我々がキャンプから積み上げたトレーニングの成果が出るんじゃないかと個人的には思っています。次の試合も全力でしっかり準備をして臨みたいと思います。
試合中、前の2人を代えたのは疲れが見えたからか?故障なのか?
故障は全然ないです。
さっきも言いましたが、どのようにゲームに入って、どのようにゲームを終えるかというプランの中で、2人がベンチからいったというだけです。今日、大介(菊池)は出ていないですけど、全然悪いわけではないので。
次、また全力を出せるようなメンバーを組んで、今日メンバーに入ってない選手にももちろんチャンスがあると思っています。そういうことも含めて考えていきたいと思います。
これで3連勝で今現在で単独首位だが、この結果には満足か?
全く何とも思わないと言うか、まだ3試合なので。3試合でリーグ終了したら喜んでもいいんでしょうけど。
湘南は3連勝することはないだろうと思う人がたくさんいたと思うので、そういう意味では少しはよかったのかなと思います。ただ、調子に乗ったらすぐに3連敗するだろうとも思われると思うので謙虚にいきたいと思います。
3連勝は出来すぎか?それとも予想どおりか?
出来すぎでも予想どおりでもないですね。
監督は初めてなので、3回やって3回勝とうなんてそんなおこがましいことは最初から考えていません。
もう一戦一戦、勝つためにやるという中で、その結果が今回の3連勝なだけでもしかしたら3連敗だったかもしれない。
ただ、結果というのはありますが、湘南らしさを失わないで湘南として大事にしていることは全力で出そうということを選手には言っています。そういう意味ではこの3試合はよくやってくれていると思います。
結果がどっちに転ぶかというのも、今日の試合でも分からないというところはありましたし。
今も選手に言ってきましたけど、力があるわけじゃないよと。
本当に何度も言いますけど、足元を見てしっかり地に足を着けてやっていこうと思っています。
1失点をしたこと、その後もセカンドボールを拾われてしまったとことについては?
戦術的なことはちょっと詳しくは言えないのですが、2-0で勝っていてこのまま行けるだろうという中で、ちょっとずつ少し横着している部分があの時間帯でありました。本当なら追いつかれると思うんですよね。
それを勝ちに繋げたというのは良い部分なんですけど、京都戦も1点目でセルフジャッジをしてやられてしまったと。
今回もあの時間帯にやるべきことをやらなくて失点をしてしまったということで、本来なら勝点を失うところを勝ってそれを学べているというのは、そういう意味では恵まれているんだと思っています。
次節に向けてやっぱり時間帯によってやっていいプレー、いけないプレーというのを、今日の失点からしっかり学ばなければないけないなと思います。
PKはなぜ遠藤が蹴ったのか?決め事なのか?
決めてました。
遠藤は19歳ですけど、もう見たら30歳くらいの顔をしているので。
外国の人が見たらたぶん30歳で通用するのでいいんじゃないでしょうか(笑)
代表合宿に行っていたが違和感は?
全然違和感はないですね。
代表合宿に行くということはいいことだと思います。
まぁ、疲れもあるでしょうけど、点を取ったらそれもなくなっちゃうんじゃないですか。
マセナの見通しはどうですか?
もうちょっとしたら戻ってきてくれると思うんですけどね。
全員戻ってきた状態でメンバー選ぶということ、スタートとサブのメンバーを決めるということは本当にもう寝れないくらい大変なんで(笑)
だから、できればやりたくないなって個人的には思うんですけど。やらなきゃしょうがないのでつらいですね。
古橋達弥選手コメント
チームとして入りがよかったので、前半の押し込んでいる時間帯になんとか1点ほしかった。自分自身は残念でしたが、チームとして勝てたことは本当によかった。またスタメンで出られるように頑張るだけですね。
裏を狙うことは常に意識していました。できるだけ前で起点を作ろうと思って、DFや中盤がもった時に動いてパスをもらう、はたいてまたパスをもらうということを心がけていました。少しミスもありましたけど、周りがいいサポートをしてくれた。
後ろの選手も動き出したのを見てくれたのでいいところでくさびを受けられたりした。そういう機会をもっともっと増やしていければいいと思います。
今のチームは手を抜いたら試合に出られないし、そういう風に全員が思ってると思うので、そういう争いの中プレーできていることはいいことだと思います。
馬場賢治選手コメント
(ゴールは)気持ち込めました!(笑)
頭にちゃんと当たったんですよ。いいボールだったし入れるだけでした。もう半分は泰右(宮崎)のゴールだと思います。
3点目を取って勝ち切れたことは、最後まで走れる湘南の証明になったかなと思う。
アディショナルタイムまで点を取れる走力と気持ちが自分たちにはある。
自分もピッチに入って実感したけど、味方の中盤と自分たちのラインでボールをまわせるスペースがあった。だからこそ、ボールがすぐ足元で受けられた分、一辺倒にならないように裏と足元で受けるくさびの動きと両方使い分けようという話をしてやっていました。流れはよかったと思います。
(失点は)若干足が止まってしまってたと思う。少しガチガチになっているような感じなのでもう少しリラックスしてもいいのかもしれない。
全体的に、相手がおせおせになった時にどうするかが課題。この間の草津もそうだったし、割り切ってもいい時にも繋いだりしているので、1回裏に蹴っていちから守備を立て直すのも必要かなと思う。まだそういう経験という部分で足りないところがあると思う。
大野和成選手コメント
相手が10人になったので後ろとしてはプレッシャーがなかった。10人と言っても、みんなと話し合ってやることは変わらないという意識のもとでやっていました。ただ、最後は失点してしまったのでそこは次への課題だと思います。
失点はセカンドボールの意識、一瞬の気の緩みだと思うので、そこは意識の問題ですぐに変わると思う。次に生かしたいと思います。
(3連勝について)いい感じできている。今日先発で出たフルさん(古橋)とか憲さん(岩尾)とか、途中から出た賢治くん(馬場)も紘司さん(坂本)もみんながいい仕事をしてくれるし後ろとしてはすごく頼もしいし、チーム全体で戦ってるという実感があります。
(中2日で岐阜戦ですが?)今日はそんなに疲れてないので、いい流れがきているので崩さないように頑張りたいと思います。
遠藤航選手コメント
前半は1タッチで繋ぐなど自分たちのテンポをつくれたと思う。チャンスがある中で決め切れなかったけど、いい時間帯に1点取れたことはよかった。10人になって割り切って下がった福岡に対して、自分たちはボールは回しているけど前に行けないことが多かった。そこは課題です。
(連続の複数得点については?)90分通して点を取りに行く姿勢をみんなが持っていることが複数得点に繋がっていると思います。
岩上祐三選手コメント
(3試合連続ゴールですが?)自分が一番びっくりしてると思います!グギョン(ハン)からのボールを受けて思い切り振り抜いたという感じです。
サポーターの目の前で決めたかったので本当に嬉しかった。ゴール裏に走っていったら
サポーターもすごく喜んでくれてたので、本当に嬉しいの一言です。
全体としては、相手に退場者が出たのでいけるかなと思ったのですが、相手に力があってなかなか思うようにはできなかった。ただ、運動量が落ちずに最後までいけたのはよかったと思います。
次節(20日岐阜戦)に向けてはコンディションを崩さずに、いい状態で臨めればと思います。
岩尾憲選手コメント
ホームでのスタメンが初めてということもあって緊張していましたが、割と楽しんでできました。点をとれれば一番よかったのですが…。
スカウティングで、ある程度やるべきことは頭の中に入っていました。求められたことはシンプルですし、自分にできることをしっかりやろうと思っていました。そのイメージとしていいイメージのままできたと思います。
みんな本当に走りますし誰もサボらないというか、本当にひとつになっていると感じています。
27人全員が戦力というのは、本当にそう思いますし、今回たまたま自分を使っていただいただけであって、今日のことは忘れて、次に向かってまた準備していかなければ足元をすくわれると思っています。本当に油断できないシーズンだと思っています。
また初心にかえってしっかりやっていきたいと思います。
福岡 前田監督 試合後コメント
総評
アウェイ2連戦で平塚のほうに来たわけですけども、序盤、湘南の勢いと我々がファーストボール、セカンドボールがいけなかったていうこと。
それから狭い局面で相手のサッカーに付き合ってしまった状況で奪われ方が悪く、湘南さんのほうにペースを捉まれて先取点を許してしまいました。
その後カウンターを狙って同点を狙ってたんですけども、0-2になってしまい、選手がその後頑張って1点返して盛り返したんですけども。
ご覧のように3点目を取られてゲームが終わってしまったというのが今日の内容と結果だと思っています。
質疑応答
うまく全体で囲みながら耐えて守っていた印象だがそのあたりは?
守備に関してはそれぞれの距離感が広くて、間を通されて。そして背後を付かれたっていうのが私の印象です。
一人ひとりの距離感とその前のボールへのアプローチが遅い分、相手に揺さぶられてしまったと思います。
鈴木選手の交代は戦術的な交代か、負傷での交代だったのか?
負傷です。アクシデントです。
石津選手と畑本選手が公式戦初出場だったが二人の印象は?
二人ともキャンプ前から調子は上がってきていたので。
とても戦術理解も早く、石津に関しては得点能力部分も長けてる選手でしたので、もっと良いタイミングで投入させてあげたかったんですけども。よく落ち着いてプレーができたと思っています。
畑本に関しても本当アクシデントの中、彼がやってきたことはチームの利益になってくれたというふうに2人とも評価をしたいと思っています。