MATCH試合結果

2012 Jリーグ ディビジョン2

第2節 VS ザスパ草津

3月11日(日曜日) 15:00 @正田醤油スタジアム群馬

HOME  ザスパ草津 湘南ベルマーレ  AWAY
ザスパ草津 1 0 前半 2 3 湘南ベルマーレ
1 後半 1
3 > 3 勝点 3 > 6
杉本 裕之 48分 得点者 遠藤 航 29分
古林 将太 39分
岩上 祐三 86分
選手 シュート シュート 選手
GK 22 北 一真 0 STARTING
LINEUP
0 阿部 伸行 27 GK
DF 18 杉本 裕之 2 0 鎌田 翔雅 2 DF
DF 5 中村 英之 0 1 遠藤 航 3 DF
DF 3 御厨 貴文 0 1 大野 和成 22 DF
DF 2 保﨑 淳 2 2 古林 将太 5 MF
MF 19 後藤 涼 0 0 永木 亮太 6 MF
MF 30 松下 裕樹 0 2 ハン グギョン 7 MF
MF 14 熊林 親吾 0 4 岩上 祐三 15 MF
MF 7 林 勇介 1 2 菊池 大介 10 FW
FW 9 リンコン 1 3 馬場 賢治 17 FW
FW 15 小林 竜樹 0 4 髙山 薫 23 FW
GK 1 内藤 圭佑 SUB 金 永基 1 GK
DF 13 有薗 真吾 1 島村 毅 30 DF
MF 6 櫻田 和樹 岩尾 憲 13 MF
MF 8 遠藤 敬佑 0 0 宮崎 泰右 25 MF
MF 10 ヘベルチ 3 坂本 紘司 8 FW
FW 11 金 成勇 1 1 古橋 達弥 18 FW
FW 16 土井 良太 大槻 周平 19 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
54分 30 松下 裕樹 ラフプレー
58分 19 後藤 涼 異議
65分  2 保﨑 淳 ラフプレー
80分  3 御厨 貴文 反スポーツ的行為
10 シュート 21 85分 27 阿部 伸行 遅延行為
13 ゴールキック 9
3 コーナーキック 5
8 直接フリーキック 19
7 間接フリーキック 2
2 オフサイド 4
0 PK 0
得点経過
48分
18 杉本 裕之
中央 18 シュート 相手GK バーかえり 18 ヘディングS
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
29分
3 遠藤 航
右 直接FK 15 ↑ 中央 3 ヘディングS
39分
5 古林 将太
左 17 ↑ 中央 5 右足S
86分
15 岩上 祐三
右 25 → 中央 23 → 15 左足S
選手交代
HT
15 小林 竜樹 → 10 ヘベルチ
HT
7 林 勇介 → 8 遠藤 敬佑
70分
19 後藤 涼 → 11 金 成勇
68分
17 馬場 賢治 → 18 古橋 達弥
74分
22 大野 和成 → 30 島村 毅
85分
10 菊池 大介 → 25 宮崎 泰右
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
4,237人 雨、弱風 7.4℃ 66% 不良、乾燥 90分
コミッショナー 主審 副審 副審 第4の審判員 記録員
河本 弘 榎本 一慶 長谷 忠志 岩田 浩義 堀越 雅弘 関口 智

湘南 曺監督 試合後コメント

総評

本日はありがとうございました。雨の中、湘南からここまで来てもらったサポーターの皆さんには本当に感謝したいと思います。
試合を振り返って、グラウンドの状態や草津さんの勢いにのまれた部分も少しあったんですけど、湘南らしさと言いますか、最後まで足を止めないで相手より多く走ろうというところで言えば、最後に宮崎が出て切り崩してとってくれた得点のパターンも出ましたし、選手にはよくやったと言ってやりたいと思います。ですが、内容的にはまだまだのところがありますので、帰ってしっかりとそのあたりの課題をみつめて、また次に向けて頑張りたいと思います。

質疑応答

前半かなりプレッシャーが効いていたようだがどんなことを選手に伝えて送り出したのか?

相手云々ではなく、自分たちのスタイルを貫くことが大切だといつも話をしていて、前線から敵陣に圧力をかけてしっかり狙おうということを今日も同じようにしたんですけど、前半はそのあたりがうまくいったと思うんですけど、後半は少し間延びしてしまってセカンドボールを拾われる場面がたくさんあったので、そこは反省しなければいけないなと思っています。

岩上選手の評価は?

個人の評価はあまりすべきではないと思ってるんですけど、新人でここに入ってきて、自分のよさをしっかり出してくれていると思います。彼を含めた選手全員が自分の役割を果たしてくれてゲームを楽しんでくれてるなというところを思えば、監督としては有難いなと思っています。

岩上祐三選手コメント

(ゴールを振り返って)薫くん(高山)が出してくれた時点でもうGKと1対1だったので、GKが見えてたし、いいボールをくれた薫くんに感謝してます。シュートする瞬間はGKもよく見えていたし、落ち着いて打てたのでよかった。
個人としては全然できていなかったし、本当に点をとったことが救いでした。
チームとしては、グラウンドが悪かったこともあったけど自分たちのスタイルがそこまで出せなかったのでそのあたりは課題だと思っています。
ただ相手に流されることなく自分たちでコントロールできたことはよかったと思います。
前半のような自分たちの時間の時にいかに点がとれるかが大切だと思う。僕もひとつオフサイドになったのがありましたけど、そこで決め切れていれば流れが変わったと思います。
(セットプレーについて)もうちょっといいボールを上げられたらよかったかなと思います。CKはニアに入れるとリンコンにとられてしまったので、もう少し落ち着いて蹴れればよかったと思います。
次はホーム2連戦なので、勝って開幕4連勝ができれば大きな自信にも繋がると思う。また引き締めて臨みたいと思います。

古林将太選手コメント

(ゴールを振り返って)賢治くん(馬場)のボールがよかったし動き出しもよかったと思います。いいところが重なって決められたと思う。古巣が相手ということもあって、絶対に決めたいと思っていました。
前半は自分たちのペースで運べていたし、前でカットできる場面も多かった。シュートもけっこう打てていたと思う。ただ、後半の入りが悪く攻められているのにまた繋ごうとして、ピンチになる場面もあった。割り切ってロングボールにして落ち着かせてまた流れを引き寄せられたと思う。
自分のポジションは激しくいかなければいけないところなので意識してプレーしました。だいぶ慣れてきたと思います。
開幕戦は攻撃面に課題があったんですけど、今日はだいぶ追い越せたし、センタリングも上げられた。最後のほうは自分で打ったほうがいい場面もあったのでそういう判断をしっかりしようと思っていました。

遠藤航選手コメント

前半は入りがよくていいペースで試合を運べていたと思います。コンパクトにできていたと思うし、セカンドボールや球際の部分でもよかったと思うんですけど、後半失点してからちょっと焦ってしまった。もうちょっと自分たちのリズムでボールをまわしていければよかった。そこは調整していきたい。
後半の最後のほうはお互いに少し足が止まって、どちらもチャンスがあったと思いますけどその場面で祐三くん(岩上)が決めてくれてだいぶ楽になりました。
両サイドハーフが下がらずに前線にプレスをかけていたし、それに連動してボランチや後ろもいいプレスをかけていたので、そこは続けていければいいと思います。
(自身のゴールについては?)セットプレーでチャンスがあったので決められてよかった。祐三くんにもほしい場所を言っていたんですけど、その通りのボールがきてしっかり決められた。
ただ3点はとりましたけど、まだ得点できるチャンスがあったと思うので、ゴール前の部分をもう少し追及していくべきかなと思います。

草津 副島監督 試合後コメント

総評

ホーム開幕戦で、しかも震災からちょうど1年目の日ということでいろんな意味でサポーターへ勝利を届けたかった。こういう意味ある試合で選手たちはモチベーションが高かったのですが、そうした気持ちとは裏腹のゲームになってしまって残念でした。
結果的には自分たちのサッカーができず逆に湘南の良さが出たゲームだった。3点目に関してはこちらはリスクを冒したことでやられてしまったのですが、そこに関しては自分が手を打った責任もありますし、ゲームの流れからすると2点目というのが非常に大きかったと思います。前半に2点とられたことが最後まで響いてしまってそう考えるとそこが勝負のポイントだった。サッカー自体は自分たちのリズムがとれなかったことが今日の課題でした。

質疑応答

後半はチャンスもあったが後半の印象は?

まず前半、いいボールカットをしたシーンが何度があったんですけど、奪ったあとにゴールへ向かうプレーができなかった。相手の切り替えが早いのはもちろんなのですが、自分たちがとった後の攻めとしてゴール前へ向かえなかった。イージーなミスもあり、なかなか前への推進力が上がらなかった。後半はそういった閉塞感を打開するために2人を代えて中盤の収まりどころを増やした。ゴールへ向かうプレーを上げていった。それはリズムを変えていった。それが立ち上がりの得点に繋がったと思う。2-1になってからこう着状態が続いていたので、早めに手を打ってリスクをかけたところ、3点目を逆にとられてしまった。攻撃に出たが、やや早すぎた感もあるので自分としては反省の部分でもある。ただ後半はリズムが好転したのがみえたので、前半からやっていくことが必要だし、前回の試合と違うのはそういったところです。
課題もはっきりしているし、下を向く必要もないし、サッカーを取り戻してやっていきたいと思います。

前線からのプレスがきつく最終ラインからのビルドアップができなかったと思うが?

相手が前からくるという情報も、前節を見て分かっていましたし、選手が感じる部分と映像で見る部分のギャップがありますし、やはり打開できないことには自分たちのサッカーができない。もしくはうまくできなくても我慢する時間が必要になってくる。
失点せずにいかに凌ぐか、90分トータルでゲームをモノにしていくしたたかさも必要だと思います。それも今後の課題としてあると思います。