STORY
4度目のJ1昇格を果たした2017シーズン。
常にリーグ上位に位置した成績とは裏腹に、チーム状態はいつも満身創痍だった。
選手が相次ぎ怪我に見舞われ、試行錯誤を繰り返した馬入での日々。
周囲の脳裏に焼き付く、他を圧倒するスタイルを見せJ1昇格を掴んだ2014年の残像と対峙しながらも、
時にスタイルを封印し、地道に勝ち点を重ねる2017のチームには、外からではわからない悩みや苦しみがあった。
4度の昇格、そして4度の降格を経験してきた湘南ベルマーレ。
そんなチームのDNAを持つ選手達がすべての試合、すべての局面で心がけたのは、
単にJ2の舞台を戦い抜くことでだけでなく、その先に続く自分達の未来の礎を築くことだった。
今シーズンの戦いと勝利の証を、一年間のロッカールーム映像、
そして選手、監督のインタビューで振返るドキュメンタリー「NONSTOP FOOTBALLの真実 第4章 -2017 共走-」
それは毎日一歩ずつ真摯に歩みを続けた選手、スタッフの記録であり、
共に一年間走り抜いた湘南を愛するすべての人の「記憶」です。
TRAILER
HISTORY
2017 RESULTS
- 【第1節 〜 第13節】
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「ゼロからのスタート」そう位置づけ臨んだ2017シーズン。
開幕の水戸戦は序盤、攻勢をかけるベルマーレが主導権を握り、良好な先行きを想起させる。しかし得点を奪えず前半を折り返すと、試合は徐々に一進一退の攻防に。結果は菊地俊介のオープニングゴールにより1-0の白星を飾るも、楽でない戦いの幕開けを痛感させられる試合となった。
そして開幕から3勝1分で迎えた第5節ホーム千葉戦でチームに悲劇が及ぶ。主将の高山薫が右膝前十字靭帯を損傷、全治8ヶ月の診断を受け、長期離脱を余儀なくされる。翌週迎えた第6節では讃岐にアウェイの地で0-3の完敗を喫しシーズン初黒星。その後はしぶとく勝点は積み重ねながらも、試行錯誤を繰り返すチームは常にもがきと共に日々を過ごした。- 2/26 第1節
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0-1
- 3/4 第2節
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3-1vs Thespakusatsu Gunma
高山の2ゴール、杉岡のプロ初ゴールでホーム開幕を飾る
- 3/12 第3節
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0-0vs Zweigen Kanazawa
引き分けで連勝ストップも、原点を再認識する貴重なゲームに
- 3/19 第4節
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0-1vs Ehime FC
1-0での勝利にも、反省点を見つめる一戦に
- 3/25 第5節
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2-0vs JEF United Chiba
締まりあるゲーム、2-0で会心のGET3
- 4/2 第6節
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3-0vs Kamatamare Sanuki
今季初黒星、再び課題に向き合い前進を誓う
- 4/9 第7節
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2-3vs Tokyo Verdy
チャレンジを恐れず、3得点で接戦を制す
- 4/15 第8節
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3-3vs FC Gifu
終盤に動いた試合は互いに譲らずドロー決着
- 4/22 第9節
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0-1vs Oita Trinita
序盤の失点を挽回できず、今季ホーム初黒星
- 4/29 第10節
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0-2vs Fagiano Okayama
基本に立ち返った試合、2-0で3戦ぶりの勝利
- 5/3 第11節
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1-0vs Renofa Yamaguchi FC
2戦連続完封勝利も、各々が課題を口に
- 5/7 第12節
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0-0vs FC Machida Zelvia
スコアレスドローに、「戦う」ことの必要性を改めて痛感
- 5/13 第13節
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0-1vs Roasso Kumamoto
終盤に得た1点で勝利、勝点3を携え続く連戦に臨む
- 【第14節 〜 第20節】
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第13節、アウェイでの熊本戦をジネイのPKで勝ち星を得たチームは、ホーム福岡戦から新たな姿を見せ始める。
最前線に強力なFWを据える福岡に対し、チームは今季初めて4バックでゲームをスタート。
結果的には0-3での敗戦に終わるも、ゲームをコントロールしながら幾多の決定機を作り出したチームは新たな手応えを携え初夏の季節に臨んでいく。しかし、長期離脱の高山薫に代わりキャプテンマークを巻いた菊地俊介が、第17節を境に負傷でピッチを離れてしまう。主将、副将不在のチームは以降僅差のゲームの連続となるが、敗れた第16節山形戦後のミーティングなどを経てチームのたくましさは着実に向上。第18節からの徳島、京都、横浜FCとの戦いは全て1-0で勝利をもぎ取り、勝負へのこだわりを色濃く示し夏本番へ向かう。- 5/17 第14節
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0-3vs Avispa Fukuoka
0-3での黒星にも、裏腹の内容に今後の活路を見出す
- 5/21 第15節
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1-2vs Matsumoto Yamaga F.C.
炎天下での接戦、信念のもと2-1で白星を掴み取る
- 5/27 第16節
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0-1vs Montedio Yamagata
終了間際の失点で0-1敗戦、攻守両面で「最後」をやりきれず
- 6/3 第17節
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1-1vs V・Varen Nagasaki
勝ちきれぬ1-1ドローにも、成長の一歩を踏む
- 6/10 第18節
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0-1vs Tokushima Vortis
消耗戦の末1-0の勝利、3戦ぶりの白星を手にする
- 6/17 第19節
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1-0vs Kyoto Sanga F.C.
終了間際の劇的弾で勝利、久々の連勝を手に
- 6/25 第20節
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0-1vs Yokohama FC
死力を尽くした神奈川ダービー、もぎ取った1点で横浜の夜を制す
- 【第21節 〜 第34節】
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7月に入り、迎えた七夕シリーズ。
名古屋との戦いを2-1で制したチームは続く第22節大分戦を0-0で終え勝点1を上積むと、そこからリーグの首位に立つ。
しかしその後もシーズンの過酷さに変化はない。第28節アウェイ千葉戦、第29節ホーム熊本戦と、チームは多くのピンチに晒される。しかしGK秋元陽太を中心に全員が身体を張り相手に得点を許さず、勝点を地道に重ねていく。その後、第24節にアウェイで山形に再び黒星を喫するも、敗戦からの学びを絶やさぬチームは以降12試合無敗をキープ。
変わらず僅差の戦いが続き、第34節のアウェイ京都戦はシンプルな攻撃に徹する相手にスコアレスドローに終わるも、今季を象徴するような半歩ずつの前進を弛ますことなく続けていった。- 7/1 第21節
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2-1vs Nagoya Grampus
僅差の接戦を制し、4連勝でリーグ後半戦へ
- 7/8 第22節
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0-0vs Oita Trinita
湿度80%超の熱戦、戦い抜いた両チームで勝点1を分け合う
- 7/16 第23節
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2-0vs Tokyo Verdy
光った責任感あるプレー、2-0勝利の原動力に
- 7/22 第24節
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3-0vs Montedio Yamagata
3失点での完敗に、立ち向かうべき相手を知る
- 7/29 第25節
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2-0vs Tokushima Vortis
2-0でもぎ取った勝利に、ピッチに映った前節からの学び
- 8/5 第26節
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2-1vs Matsumoto Yamaga F.C.
先制を許すも、自信を深める逆転勝利で松本を下す
- 8/11 第27節
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0-2vs V・Varen Nagasaki
セットプレーで島村2発、難敵相手にも勝ち切る強さを携える
- 8/16 第28節
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0-1vs JEF United Chiba
思い通りの試合にならずとも、自ら解を見出す1-0勝利。
ムルジャのヘディングが勝負を分かつ
- 8/20 第29節
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0-0vs Roasso Kumamoto
好機を活かせずスコアレスドロー、上積んだ1ポイントを次への糧にする
- 8/26 第30節
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0-2vs Thespakusatsu Gunma
目に見えぬ総合力で2-0勝利、8月を無敗で乗り切る
- 9/2 第31節
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2-2vs Yokohama FC
ただでは勝たせてくれないダービーマッチ、2点差を追いつかれ悔しいドロー
- 9/9 第32節
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3-5vs Renofa Yamaguchi FC
5得点も2戦連続のアディショナルタイム失点、課題と勝点3を手にラスト10試合へ
- 9/16 第33節
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1-0vs Kamatamare Sanuki
1-0勝利にも見つめるは課題、1試合ごとに再び意識を傾ける
- 9/23 第34節
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0-0vs Kyoto Sanga F.C.
想定通りのゲーム展開も、有効なチャンスを作り出せずスコアレスドロー
- 【第35節 〜 第42節】
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「今季3つ目の山場だ」監督の曺貴裁がそう語った第35節金沢戦と第36節水戸戦のホーム2連戦。
チームには約4ヶ月離脱した菊地俊介が復帰し、シーズンの第4コーナーを再び勢いづけて選手たちは駆け抜ける。この2連戦、積極的な攻めの姿勢を見せたチームは勝点6を手にし、続く名古屋との戦いに臨むべくアウェイの地へ。他会場の結果次第で昇格の決まる試合となったが、しかし結果は2-3での敗戦、13戦ぶりの黒星を喫する。一筋縄ではいかぬシーズン、それでも下を向かぬ選手たちは、再び帰るホームゲームへ歩みを進めた。
そして優勝の懸かった第39節岡山戦。試合前日に来季のJ1昇格が決定したなか、優勝に必要だった勝点1を掴んだチームは試合終了の笛と共に歓喜の輪を作る。今季の歩みを表す、しぶとく無骨に掴んだ勝点1によって、クラブ2度目のJ2優勝を勝ち取ったのだった。そして残された3試合、、そのピッチには長らく戦列を離れていた主将の姿が。
「共走」を掲げ、全員の力を結集し戦ったシーズンは、来季への新たな一歩を踏み出し幕を閉じた。- 9/30 第35節
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4-2vs Zweigen Kanazawa
改めて攻撃に目を向けた1週間のトレーニング、4-2勝利で成果を示す
- 10/7 第36節
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3-0vs Mito Hollyhock
走力と総力を示したゲーム、3-0で勝点3を積み上げる
- 10/15 第37節
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3-2vs Nagoya Grampus
撃ち合いは2-3で決着、13戦ぶりの敗戦もチームは下を向かず
- 10/21 第38節
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1-0vs Ehime FC
見えない献身が生んだ1-0勝利、次節ホームでの歓喜に挑む
- 10/29 第39節
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1-1vs Fagiano Okayama
積み上げた成長の証の勝点1、今季のJ2優勝を決める
- 11/5 第40節
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2-1vs Avispa Fukuoka
1万6000人に迎えられたアウェイゲーム、総力の福岡に屈する
- 11/11 第41節
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1-1vs FC Gifu
攻め合った末のドロー、最後は意地を見せ勝点1をもぎ取る
- 11/19 第42節
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1-1vs FC Machida Zelvia
らしさと課題と、2017シーズンはドローで締めくくり
ABOUT
2017湘南ベルマーレ イヤーDVD/Blu-ray
NONSTOP FOOTBALLの真実 第4章 -2017 共走-
- 収録時間:
- 本編67分(別途、「明治安田生命J2リーグ戦2017 全ゴール集」収録)
- 価格:
- DVD:4,320円(税込)
Blu-ray:5,400円(税込)
※Blu-rayは先行予約での販売に限ります。一般販売での取り扱いはございません。
※本商品は会員割引対象外商品です
- 予約受付場所:
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梅屋ユーユー本館1Fベルマーレコーナー
GALLERY・2藤沢店
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スーパースポーツゼビオららぽーと湘南平塚店
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- 11月19日(日)〜12月22日(金)
- 先行予約特典:
- 「曺貴裁監督による解説付き試合映像」収録DVD
※Blu-ray版は本編ディスクに同内容が収録されます。
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・梅屋ユーユー本館1Fベルマーレコーナー
・GALLERY・2藤沢店
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・スーパースポーツゼビオららぽーと湘南平塚店
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菊地の決勝点で2017シーズンを白星発進