1stステージ 第1節 vs アルビレックス新潟
2月27日(土) 15:03キックオフ @Shonan BMW スタジアム平塚
HOME 湘南ベルマーレ | アルビレックス新潟 AWAY |
1 | 0 | 前半 | 1 | 2 | ||
1 | 後半 | 1 | ||||
0 > 0 | 勝点 | 0 > 3 | ||||
90+5分 高山 薫 | 得点者 | 28分 ラファエル シルバ 76分 伊藤 優汰 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 1 | 村山 智彦 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 守田 達弥 | 21 | GK |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 30 | 島村 毅 | 1 | 0 | 小泉 慶 | 25 | DF | |
DF | 4 | アンドレ バイア | 0 | 0 | 早川 史哉 | 28 | DF | |
DF | 6 | 三竿 雄斗 | 1 | 1 | 大野 和成 | 2 | DF | |
MF | 14 | 藤田 征也 | 1 | 0 | コルテース | 7 | DF | |
MF | 2 | 菊地 俊介 | 1 | 0 | 小林 裕紀 | 6 | MF | |
MF | 16 | 石川 俊輝 | 1 | 3 | ラファエル シルバ | 10 | MF | |
MF | 10 | 菊池 大介 | 0 | 1 | 小塚 和季 | 41 | MF | |
FW | 19 | 大槻 周平 | 1 | 1 | レオ シルバ | 8 | MF | |
FW | 11 | 藤田 祥史 | 2 | 2 | 山崎 亮平 | 9 | MF | |
FW | 23 | 高山 薫 | 3 | 0 | 指宿 洋史 | 11 | FW | |
GK | 25 | タンドウ ベラピ | – | SUB | – | 川浪 吾郎 | 22 | GK |
DF | 36 | 岡本 拓也 | – | – | 酒井 宣福 | 23 | DF | |
MF | 5 | パウリーニョ | 0 | 0 | 林 裕煥 | 20 | DF | |
MF | 22 | 下田 北斗 | 0 | 2 | 伊藤 優汰 | 17 | MF | |
MF | 18 | 武田 英二郎 | – | – | 平松 宗 | 16 | MF | |
FW | 8 | 山田 直輝 | – | – | 田中 達也 | 14 | MF | |
FW | 9 | キリノ | 0 | 0 | 加藤 大 | 13 | MF |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
◆80分 高山 薫■ | 11 | シュート | 10 | ◆17分 早川 史哉■ ◆56分 レオ シルバ■ |
7 | ゴールキック | 9 | ||
6 | コーナーキック | 3 | ||
17 | 直接フリーキック | 14 | ||
3 | 間接フリーキック | 3 | ||
3 | オフサイド | 3 | ||
1 | PK | 0 |
得点経過 | ||
|
~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
|
---|
入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
---|---|---|---|---|---|
14,058人 | 晴、中風 | 12.7°C | 46% | 全面良芝、乾燥 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
星野 務 | 岡部 拓人 | 数原 武志 | 馬場 規 | 荒木 友輔 | 岩崎 洋 |
監督コメント
●曺監督 総括
お疲れ様でした。
サポーターの皆さんにとって待ちに待った、例年より1週間早くJリーグがホームで開幕したんですけど、昨年レッズさんにここで負けて、今日も勝点1も取れなかった試合になり、結果から見ると非常に悔しい思いでいっぱいです。
去年はタツ(吉田達磨監督)が監督をやっていた柏には負けなかったですけど、今日は本当に新潟さんの粘り強さに負けたなという風に思っているし、タツが本当に苦労してここまで作ってきたチームなんだなっていう実感もあります。僕もその中で学ばせてもらったこともあるので、タツには素直に心の底からおめでとうと言いたいです。
今日の試合は非常に入りが良くて、我々の狙っている新潟さんのビルドアップを寸断しようというところから、攻撃を始めることはできました。去年もあんまりなかったですけど、20分くらいで5本くらいのシュートを打てたのですが、そこで点が取れていればなっていう風な、俗に言う“たられば”の展開にはなりました。
ただまぁ、その中で簡単に1点を取れるなんてことも、僕もあんまり考えてなかったですが、その裏返しのちょっとした簡単なところで失点してしまいました。
後半風上になった時に、さらに圧力をかけてもっとチャンスは作りたかったんですけど、選手によって調子の良い悪いが色々ある中で、悪かった時にやる最低限のレベルのプレーの質を上げなきゃいけないなっていうことは、今すごく感じています。
それは、まだこのチームを新しいチームだと思って俺も見ているし、もちろん去年からいる選手も、途中から来た選手もいるんですけれども、あうんの呼吸とか、コンビネーションに関しては、それぞれの特徴を公式戦で合わせていくっていうのは、少し時間もいると思っています。
その中で最低限、個人としてやらなきゃいけないことのレベルがこういう中で上がっていかないと、今年のシーズンは勝っていけないと思ってるし、その辺のことについては、選手にも後で自分自身でプレーを見て思い返して欲しいなと思ってます。
全体的に、負けた敗因をすぐ全部分析するのは難しいけど、ただ気持ち的には全然ネガティブではないです。というのは、我々は今年も去年から同様、我々のスタイルとか大事にしてるものを出しながら、勝ちを目指していこうっていうことは、選手もやってくれたと思います。
その中で見てる皆さんとか、今、(スカパー解説の)金田さんにも言われましたけど、ボックスの中でもうちょっとシュートに至るようなプレーの時に落ち着いたらって言われてるんですけど、そうやって「落ち着いて」って言って落ち着いてくれるようだったら苦労もしないので。
そこに関しても、選手がやろうとしたことの中で、ひとつ取れれば、また2つ3つとなるような問題だと思ってるので、そんなに大きくは捉えていないです。
ただ、さっき言ったような、湘南ベルマーレとしてっていうよりも、サッカー選手として、レベルを上げていくために、自分の中で最低限やらなきゃいけないプレーっていうのを、選手それぞれが感じて、これから実行していくことが、我々のチームが上に行くために必ず必要だと思います。
今日、他のJのチームも引き分けだったり勝ったり負けたりしてますけども、そういうことに一喜一憂せず、年間通して自分たちが大事にするものに向き合ってやっていこうと思ってます。
●曺監督 質疑応答
–後半開始時に石川選手に替えて下田選手を投入した意図は?
俊輝(石川)は全然悪くなかったんですが、相手の中盤のレオ(レオ シルバ)と小塚の脇のところに北斗(下田)が入ってボールを動かして、その後に裏をとろうという狙いがありました。ただ展開的にそれが北斗にとっても俊輝にとっても良かったか悪かったかというと、あまり良くなかったんだと思います。
自分の中で、ちょっと早くに動きすぎたかなといういうか、替えるタイミングが結果的にはあまり良くなかったと思います。
–新潟は湘南を分析した中で、湘南の両サイドが前へ出て行ったところを守備をせずに攻め残った選手がスペースを使ってくる、という場面があったが、その点は修正ポイントとして考えているか?
我々のチームを相手がアナライズした時に、当然3バックでやっているところの穴はそこだから、皆さんそう言うと思うし、そこを狙われたところで失点したらそのような質問は出てくると思います。
ただ、1失点目の場面を切り取るとしたら、うちの選手がコルテースの方に行ってフリーで出されてしまったから、行かなかった方が良かったのかなという議論はあると思います。
「この場面では行け」「この場面では行くな」という約束事ではいつもやってはいるのですが、一方でシステムの穴というものは絶対あると思います。
各チームの特徴とか各チームのウイークポイントを突くための試合にするのか、それとも自分たちのストロングを活かせるような試合にするのかというと、僕は後者の方を選びたいと思っています。
ウイークポイントはウイークポイントであるということを引き受けながら、それをどれだけ出させないかというのも大事。
もうひとつはそのことばかりに引っ張られて自分たちのストロングポイントが出ない試合となるとそれこそ本末転倒になると思っている。
あの失点は新潟さんからしたら狙い通り、ただ我々としてもあれをひっくり返して逆に前でボールを奪ってすぐにシュートまでいけたらそれは我々も狙い通りの展開なので、それに関して行かなかった方が良い、行った方が良い、というような議論はもちろんするが、選手の判断を尊重してやりたいな、と思います。
ただあれは彼らが狙っていたところで失点してしまった典型的なパターンだと思いますけれど、だからと言って選手のやっていることを否定するつもりは全くないです。
–「サッカー選手としての最低限のレベルを上げていく」という話があったが、今日の選手の出来について物足りなさを感じたということか?
物足りなかったです。ボールロストの仕方だったり、2失点目のシーンなどは特にうちで一番経験値のある征也(藤田)がひっくり返って相手に抜かれちゃったりだとか。そういうプレーを1年目の選手がするのであれば百歩譲って分かりますが征也がやってはいけないと思っていて、これは本人にも話しました。
これは彼ができるから言っているだけで、「自分が今日フィットしていないな」という時でもチームのやっているバランスにヒビを入れないプレーするということが大事だと思います。
それは「良いシュートを打った」「良いクロスが上がった」という話ではなくて、ポジショニングだったり最低限の球際の責任感だったりとか、そういう部分はできて当たり前だと思っています。
だからそういうところでロストしちゃったというのは、僕の指導の問題もあるので征也のせいではないですが、ただそういう経験をしてきた選手には、そういうことを自分の中で恥ずかしいと思ってもらいたいし、これは別に批判している訳でもなんでもなくて、そういう気持ちでいれば次にそういうことは起こさないだろうと思います。
プロって次はないのかもしれないですが、一方でその試合で終わりではないので、次に自分の成長を促すために、そういうところ一つのプレーの重みを忘れないでほしいなと思って、今名前を出して言いました。
–パウリーニョ選手を起用しての手応えは?
全体的に悪くはなかったと思います。
先発で行くだけのプレーを見せていましたが今日のゲームプランの中では彼をベンチに置いておきましたが、強さとかボールを奪い取る力というのは我々の戦力になると思っているので、これから他の選手も含めて純粋な競争の中で自分たちのチームの力になってほしいなと思っています。
●吉田監督 総括
アウェイでの開幕戦、バスで約1時間45分程前に到着しましたけれども、入ってすぐにオレンジ色の軍団と言いますか、本当にたくさんのサポーターの方々が既に声を出して雰囲気を作ってくださっていました。
開幕戦の雰囲気としては申し分なく、選手も当たり前ですが勝利を届けたい、良いものを見せたい、何としてでも勝って帰りたいと力が入って、その力をバックに最後まで走り抜けたんじゃないかなと思います。
ゲームを振り返ると、曺さん率いる湘南というチームはとにかくアグレッシブに止まることがないアタックを繰り返してくるので、そこは選手達とは何回も確認をして「とにかく来るぞ」と話をしていました。
その中で、苦しい時間、ゴール前までボールを運ばれる時間、セカンドボールを拾われて繋がれて、というシーンが立ち上がり続きましたけれども、そこで湘南のシュートも振り切らせることをさせず、結果ポストに当たったシーンもありましたが、クリーンなシュートというのをペナルティボックスの中からは許さずによく耐えたと思います。
しっかりと全員で「今は耐えどきだよ」というところを耐え、得点するときに得点できたと。
また狙っていたカウンターで得点できたというのは、本当に選手たちがピッチの中でよく判断し、よく考え、よく見てプレーしたからだと考えています。
ただそれ以降、後半我々のペースになりかけたところで最後に失点を、PKではありますがラストワンプレーというところで穴を見せてしまった。
前半の途中、湘南の攻撃を凌ぐ時間を過ぎてからよく出来ていたところに、最後ボールを送り込まれて失点を喫してしまったということに関しては、やはりサッカーは簡単ではないですし、僕らはまだまだ全く油断ができないチーム、ですし選手であり、成長過程だなということを感じました。
これからも本当に強くなっていけるように、選手たちとともに手を取り合って、あれだけのサポーターの応援があるわけですから、1試合1試合進んでいければと考えています。
●吉田監督 質疑応答
–タイキャンプ含め長期間新潟を留守にしていた中で心身ともに疲労があったかと思うが、その点はどうカバーしたのか?
まず今週1週間の準備期間で、キャンプを1週間前倒して新潟に帰ることができました。
清水キャンプでは大変なおもてなしを受け、今日も当初はここへ清水から来る予定だったのですが、新潟に戻ることができ、5回のトレーニングを新潟で行うことができたということは、チームにとってすごく大きかったと思います。
これまで高知、タイと長く続いたキャンプの中で選手はやはりかなり疲労はしていましたから、雪上でのトレーニングもあったものの、地元である新潟に帰ってこれたということは僕らにとってかなり大きいことでした。
雪が降った時も一緒にグラウンドを使用している新潟医療福祉大学の学生やスタッフが雪かきをしてくれて、無事必要なトレーニングが行えたということもあり、本当に一緒に勝ち取った勝利だと思います。
–これまでのキャンプで積み重ねてきたことで、今日一番手応えを感じられたシーンはどこか?
まずは流れを掴む、そして放さないということに関して、選手たちがとても重要だと感じ敏感になったと思います。
先週の練習試合で言えば、良い時間を過ごしながらも失点すると10点くらい取られたような空気になっていたところが、今日は守田が止めて「これで相手の攻撃は終わりだ」と良い切り替え、気持ちの持ちかたが出来ていたと思います。
そういう部分で少しですが成長を感じられました。
–前半湘南の圧を受ける時間がありましたが、ルーキーの早川選手を中心とした守備のオーガナイズはどう考えていたか?
守備のオーガナイズ自体はそう大きな崩れはなくやってくれたと思います。
ただ早川の前のところで島村君から高山薫に何回かボールが入ったりして、そこは我々も気をつけなければならないところでした。
早川なり小塚なりという若い選手にとってはそこを空けたり穴を作ったりするとやられちゃうんだなと、経験値として良く分かったのではないかと思います。
早川に関してはJリーグ初出場で、開幕戦で、なおかつ相手のスタメンを見たら「おそらくお前のところを狙ってくるよ」というような身長差の中で良く戦ったと思います。
ただ彼からしたら後半ラインを上げなくてはならないシーンで上げられなかったという思いもあるでしょうし、パスを前につけなければいけないところでショートしてしまったり繋げられなかったりというシーンもありましたので、彼にとってもチームにとっても多くの課題と収穫を得られたゲームになったのではないかと思います。
–今日のサイドの選手の評価はどのようなものか?
まずは前半に関しては、特にセカンドボールのところで気持ちが入りすぎて前に行き過ぎた部分もあり、正しいポジショニングというのがなかなか取れずにいました。そこが特に立ち上がりのシーンで相手にペースを持っていかれそうになったひとつの要因となったので、大きく反省しなければいけないところだと思います。充分な改善点だと思います。
ただサイドに関して言えば、相手の3バックの一人がダイナミックに上がってくるところに対しての穴と、菊池君と藤田君とうちのサイドバックのポジションのズレをうまく利用していこうというアイデア、アタックの部分に関してはとても良くイメージをして、実践しようとしたと思います。
–後半20分の湘南のコーナーキックの際に盛んにピッチに何か伝えようとしていたがその意図は?
全く届かなかったのですが(笑)、相手のコーナーキックが続いて選手間の距離が近くなりすぎてしまっていて、本当に危険なスペースが見つかったので声をかけたのですが、選手交代するまでなかなか伝わらなかったです。
–小林裕紀選手を今季キャプテンに任命していますが、今日のプレーを見て改めて彼のチームにおける役割をどのように考えるか?
いつもと変わらずに、というわけにはいかないでしょうし、キャプテンマークを巻いて、これだけの競争があった中で選手を代表してピッチに立つ、サポーターの前に姿を出すわけですからいつも通りということはなかったと思いますけども、とても彼なりに何かをむき出しにしてやろうという姿はすごく見えました。
彼なりにプレーのところでの反省点はあるでしょうし、そう言ったところは自分の中で整理をして次に繋げていってほしいなと思います。
–昨季からセットプレーの守備の方法を変えたと思うのですが、守備陣に対する評価は?
まず後半のセットプレーが続いたシーン、相手が前へ前へボールを入れてくれば当然コーナーキックになるシーンは増えますから、その辺で距離感が少しずれてしまった、おかしくなってしまったということはありました。
そこに関して言えば経験値を上げていかなければなりませんが、そこの集中度、「ここではやられない」という意志のところで可能性は感じられましたし、自分がもうひと制度上げていきたいなと思います。
選手コメント
●高山薫
前半は結構良いサッカーができていましたが、後半は自分たちのミスからカウンターを受けてしまったりとか、球際の部分で勝てなかったりとか、そういう部分で負けてしまいました。
去年も開幕戦勝てなくて、悔しい思いをして、今年は勝つぞと思ってやったんですけど、結果がついてこなかったな、という思いです。
前半相手に1点取れてしまって、やっぱり前半の良い時間帯に自分たちがあの状況で点を取っていたら結果は変わっていたと思うんですけど、自分達が決められなくて相手に1点取られてしまったということが良くなかったんじゃないかなと思います。
今日は最初の方からプレッシャーはどんどんハメていけたし、相手のペナルティエリアに侵入した回数もすごくあって良かったと思うんですが、きつい時に球際で相手に負けてしまうとか、最後ダイナミックに攻められなくなってしまうとか、そういうところは課題なので、そこはしっかり練習で取り組んで、また試合に臨んでいきたいと思います。
次節対戦する川崎もすごくいいチームですが、自分たちのサッカーを出せば勝てると思うので、今回の試合で良くなかったところはまた来週から練習で取り組んで、勝てるように頑張ります。
●菊地俊介
負けてしまったことは悔しいですが、高い位置でプレッシャーをかけてそこでボールを奪って、そのままチャンスにつなげるということはできていたと思います。
ただやはり得点を取ることができなかったので、攻撃の最後の部分というのは課題ですし、その先で1点取っていればどういう試合になっていたかなと。
去年もとメンバーが少し変わった中でもやろうとしているサッカーは90分通して出せたと思うので、そんなに悪いゲームではなかったかなと思います。
次にしっかり切り替えてまた戦いたいと思います。
●菊池大介
開幕戦で、当然勝ちに行った中での結果なので悔しい気持ちです。
ただ試合を通じて表現しようとしていたことが全くできなかったわけではないので、良いところはしっかり継続して、失点シーンはしっかり振り返って次につなげたいなと思います。
結果については、当然相手が強かったということはありますが、どちらかというと自分たちの側に、本当にボールを取ってやろうとか、前に運んでいく気持ちだったりとか、ゴールを決めてやるという気持ちが少し足りなかったかなと思います。
試合なので流れがある中で、自分たちが良くない時間帯だとか苦しい時に、前向きなプレーというのが出れば、さらに自分たちは良いサッカーができると思うので、その良くない時間とか、ちょっと頑張らなきゃいけない時間とかでもう一段階頑張っていかなければならないなと思います。
新しくチャレンジしたことだったりとか、裏に飛び出すプレーだとか、ワンタッチツータッチでボールをテンポ良く動かすというところは意識は持ててやれたので、その回数を増やしていければと思います。
●下田北斗
湘南ベルマーレの一員として初めてピッチに立てたことは嬉しかったですが、結果が出なかったということはプロサッカー選手として一番悔しいことですし、自分自身のプレーにも納得いっていない部分がたくさんあるので、より良いプレーをまたここで見せられるよう頑張っていきたいと思います。
今日は知り合いの方だったり、たくさん応援に来てくれていたのでもっと良いプレーが見せられれば良かったですが、次につなげたいと思います。
開幕戦ということに特別緊張はなかったですが、開幕独特のサポーターさんが作り出してくれる良い雰囲気があり、多少の入れ込みというか、気持ちの入り方は普段とは少し違ったかなという部分もあります。
0-1の状態から入って、自分が良い流れを作りたかったですが、なかなかうまく前線に良いボールが出せなかったですし、自分のところで奪われることもあったので、そういったところはすごく反省しています。
自分に求められているのは守備以上に攻撃だと思いますし、守備も当然やならければいけないですが攻撃でアクセントを加えることだとか、前線でタメを作るプレーだとか、そういったところをもっと出せれば良かったかなと思いますし、もっと出していかなければいけないと思いました。
自分がパスをミスしてしまった場面もありましたし、味方に「ここに動いて欲しいな」という場面もありましたし、そう言ったところはコミュニケーションで改善できるところもたくさんあると思うんで、あまり考えすぎずに喋って解決していけたらなと思います。
チームとして連敗というのは許されないと思いますし、また少し時間があるのでチームでしっかり今日の試合を振り返って次勝てるようにまた練習していこうと思います。
試合に出るということは自分にとって刺激になりますし、今季初めての公式戦でスタジアムの雰囲気だったり色々感じあられたのは良かったと思うので、次につなげたいです。