1stステージ 第9節 vs 名古屋グランパス
5月2日(土)13:04キックオフ @パロマ瑞穂スタジアム
HOME 名古屋グランパス | 湘南ベルマーレ AWAY |
3 | 2 | 前半 | 0 | 0 | ||
1 | 後半 | 0 | ||||
11 > 14 | 勝点 | 10 > 10 | ||||
35分 永井 謙佑
42分 川又 堅碁
82分 田中 マルクス闘莉王
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得点者 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 1 | 楢﨑 正剛 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 秋元 陽太 | 1 | GK |
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DF | 35 | 田中 輝希 | 0 | 0 | 坪井 慶介 | 20 | DF | |
DF | 2 | 竹内 彬 | 0 | 0 | アンドレ バイア | 4 | DF | |
DF | 4 | 田中 マルクス闘莉王 | 1 | 0 | キム ジョンピル | 15 | DF | |
DF | 3 | 牟田 雄祐 | 0 | 1 | 菊池 大介 | 10 | MF | |
MF | 17 | 松田 力 | 2 | 0 | 菊地 俊介 | 2 | MF | |
MF | 20 | 矢田 旭 | 5 | 1 | 永木 亮太 | 6 | MF | |
MF | 8 | ダニルソン | 0 | 0 | 三竿 雄斗 | 17 | MF | |
MF | 10 | 小川 佳純 | 0 | 0 | 大竹 洋平 | 7 | FW | |
FW | 32 | 川又 堅碁 | 2 | 1 | 大槻 周平 | 19 | FW | |
FW | 11 | 永井 謙佑 | 2 | 1 | 高山 薫 | 23 | FW | |
GK | 50 | 高木 義成 | – | SUB | – | イ ホスン | 25 | GK |
DF | 29 | 佐藤 和樹 | – | – | 島村 毅 | 30 | DF | |
MF | 13 | 磯村 亮太 | 0 | 0 | 古林 将太 | 5 | MF | |
MF | 14 | 田鍋 陵太 | – | 1 | 可児 壮隆 | 26 | MF | |
FW | 18 | ノヴァコヴィッチ | 1 | 0 | 山田 直輝 | 8 | FW | |
FW | 22 | 小屋松 知哉 | 1 | – | ブルーノ セザル | 9 | FW | |
FW | 27 | 杉森 考起 | – | – | 岡田 翔平 | 22 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
14 | シュート | 5 |
◆36分 坪井 慶介■
◆62分 キム ジョンピル■
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10 | ゴールキック | 13 | ||
4 | コーナーキック | 8 | ||
5 | 直接フリーキック | 5 | ||
6 | 間接フリーキック | 2 | ||
6 | オフサイド | 2 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
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~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
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11,375人 | 晴、弱風 | 28.0°C | 32% | 全面良芝、乾燥 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
小林 進 | 西村 雄一 | 相樂 亨 | 三原 純 | 清水 修平 | 渡辺 輝久 |
お疲れさまでした。
ゴールデンウイーク最初の日に名古屋まで暑いところをたくさんのサポーターに来てもらって、最後もっと怒られてもしょうがないような感じだったんですけど声援をもらえて、あらためてサポーターの存在はすごく大事だと思いました。
今日は前節の流れでいいゲームをして勝ちたいと思っていましたが、勝てなくて非常に残念です。試合を総括すると、名古屋さんは取ったあとの個人で出ていく力とか、そういうところがあるのは分かっていたので、前節とメンバーを多少代えて臨みましたが、そういうことが大きな問題ではなく、やはりいい時間帯のときに、ああいうゲームの勢いをそぐようなミステイクがあると、それが2回連続ゲームで起こってしまうとなかなかゲームは戻せないというのが、当たり前ですがJ1のレベルだと思います。
それに挑戦してそういうサッカーをやっていくしかないのですが、あの展開のなかでああいう形が続くというのは、まだまだ僕の指導が行き渡ってないなと思う反面、もうすこしそういうプレーの危機感を持たせてやらないと、時間を使われて、チャンスをつくれなくなる展開に持っていかれる。
その意味では、試合の入りとかあの時間帯前は非常に我々のリズムでできていたと思うので、あの展開で0-2になってからは、名古屋さんも後ろに引いて省エネのやり方で我々の出てきたところを突くと。そこにハマったような試合になって、マリノス戦と同じようなゲームになってしまったかなという感じはしています。
選手は一生懸命やっているとは思いますが、J1という舞台は間違いなく去年のリーグよりも高いレベルなので、ひとつのミスや集中力のないプレーがチームの結果やチームの出来を間違いなく左右するリーグであるということを、9試合経過して選手も分からなければいけないですし、なによりそのミステイクしたあとに、もうひとつ取り返して、2つ3つ行こうという気持ちがきょうはあまり見られなかったことは監督として非常に残念に思いますが、それを指揮しているのは僕なので、僕も含めてもう少し選手と一緒に次の神戸の試合に向かって空気をつくっていかなければいけないと思います。
●曺監督 質疑応答
–マリノス戦のときは球際等を問題に挙げていたが、今日の試合を通じてはどうか?
1点取られるまではそういうところはおおむね問題なかったと思いますが、点差を離されたので、どうしても前がかりになってしまい前と後ろが分離してしまったのがあった。後半その時間帯は、たとえば後ろに戻って奪うとか、後ろの選手がリスクマネジメントして奪い返すとか、そういうプレーは非常に少なかったと思います。ただ、それはゲームの展開で前と後ろが分離してしまったことが大きな原因だと思うので、でもそこは0-2で1点返したら次また自分たちのペースになるという言い方をしていましたが、なかなかうまくはいかなかったです。
–後半選手を交代して前に出ようとしたと思うが、そのなかでの評価は?
正直、交代で出た選手にはもっとやってもらいたいと思います。というぐらい、チームに勢いは与えられなかったと思うし、べつに彼ら個人の問題ではないですが、そういう話を試合前にもしたので、その意味でチームを変えてやろうという気持ちがあまり見えなかったところは残念ですが、なぜそうなったのか自分でも自省しながら彼らと話してやっていきたいと思います。
●西野監督 総括
この時間とこの気温、連戦の中で、両チーム非常に厳しいコンディションのゲームだったと思います。うちは非常に出足がよくなかったですね。一歩早い出足、ボール際の強さ、リアクションの速さに30分くらいは圧倒されたゲーム展開だったと思います。
受けるときは受ける、しっかりリアクションをかけていくという中で、先制点が非常に大きかったと思います。湘南にとっても非常に重い先制点になったと思います。
2点目もそういう形の中で、うまくカウンターを仕掛けられて奪えた。ただゲーム展開としては湘南だったと思います。うまく後半凌ぎながら追加点を奪えた。
後半も先制を許せば、拮抗した厳しい展開になったと思うんですけど、あの時間帯をうまく、メンバーチェンジも強いられましたが、右サイドの小川や磯村あたりがスムーズにゲームに入ってくれて、ディフェンシブになりましたが、2トップを活かしながら戦えたと思います。
流れとしては狙ったとおり、3点取れたのでネガティブな話にならないほうがいいと思います。次に繋げていきたいと思います。
選手コメント
●永木亮太
前半は立ち上がりから自分たちのペースでできたし、相手が引いた中でうまく攻めれていたのでそこで得点が奪えれば一番よかった。ただ、そこで焦れることなく続けて攻撃ができていたことはよかったと思います。そういう中、ああやって自分たちのミスから前半で2失点してしまった。それは非常によくないことで、前半は自分たちのペースでずっとできていた分、ああいうプレーというのはチームに悪影響をもたらすし、ミスを責めるつもりはないですけど、やってはいけないミスというのはあると思う。もうJ1ですし、J2とは違ってああやってミスを突かれて失点してしまうというリーグだということを考えなければいけない。
後半になって相手が引いてきて、自分たちも攻められずにいたのでそこも課題だと思います。ただ今日は本当に自分たちで自分たちの首を絞めてしまったという印象です。
(次に向けては?)切り替えるというか、この失敗はいい意味で胸にしっかり刻んで、高いレベルのリーグでやっているとああいうイージーなミスが命取りになるということを感じたのは、長い目で見たらいい経験にはなると思う。ただやっぱり連戦の中、みんなしっかり頑張っているし、スタッフも含め集中して一致団結してやっている中で、ああいうミスはよくないと思うので絶対になくして、次のホームでの試合をしっかり戦っていきたいと思います。
●菊池大介
(前半は右で出て)永井選手とのマッチアップだったのでしっかり永井選手を見ながら、守備に戻ってこない選手なので、そこをうまく突いていければと思って入ったんですけど、逆に守備の時に帰ってこないことが相手にとってプラスになってしまった。ミスをして自分たちで自分たちの首を絞めて、サボっている選手に点を決められてしまった。すごく悔しいしもったいない失点だった。そこはチーム全体の問題なので、しっかり振り返って反省しなければいけないと思います。攻撃のチャンスの場面をなかなか作れなくて、相手はしっかり中を固めて取りに来ないで守り切るという守備をしてくる中で、最後まで攻略しきれなかったというのは、今まで何度もそういう試合があっただけに、また同じように得点を奪えなかったことは悔しいです。
(次に向けて)鳥栖戦の前もマリノスにやられて、時間のない中でしっかり修正していい試合ができたと思っていますし、反省すべきことはたくさんあると思うし、個々がどれだけ今日の悔しい思いを、練習や次のピッチで出せるかだと思う。今日出た自分のミス、チームとしてやらなけれないけないことをしっかり確認して、ポジティブに次の試合に入っていきたいと思います。