ボイス
【ボイス:1月23日】2015新体制発表会見
●司会:猪狩佑貴(事業部)
皆様、こんにちは。
本日は湘南ベルマーレの2015年新体制発表会見並びにユニフォーム発表会にご出席いただきまして、誠にありがとうございます。
私、本日、司会を務めさせていただきます猪狩佑貴です。
小学校の頃から平塚競技場でベルマーレを応援し、ベルマーレを見てサッカー選手を目指し、ベルマーレの選手になり、今年フロントスタッフとして働かせていただきます。ベルマーレを愛してやまない26歳です!
今日は聞きづらい部分もあると思いますが、よろしくお願いします。
●代表取締役会長 眞壁潔
皆さん、こんにちは。お忙しい中、湘南の地まで足を運んでいただき、誠にありがとうございます。
今日、新たに12名の加入選手を迎えてベルマーレは今シーズンを戦っていくことになります。
昨年、記録的な優勝を果たしたことを皆さんに褒めていただきましたけども、その後このオフの間、直接ではないものの、耳に入ってくるのは、湘南のあのサッカーはJ1で通用するのか、湘南の選手はJ1でも通用するのかというものです。
そして私たちは、その疑問に答えるために、今シーズンを迎えます。昨シーズンは昇格するための一年ではなく、一年で降格してしまった一昨年の悔しさを胸に、再びJ1で戦うための一年だったという風に思っています。
今日、皆さんにお配りした「スピリットブック」の最後のページに「湘南よ、大志を抱け」というコメントがあります。ここには「日本の新しいスポーツ文化を作る」というコメントが載っていますが、15年前、親会社の撤退以降、湘南ベルマーレというチームとして新しいスタートを切った時から、何を言ってるんだろうと思った人もたくさんいたと思いますが、NPO法人をおこし、総合型スポーツクラブとして、新しいスポーツ文化をつくることにチャレンジをしてきました。
15年経って、今、ベルマーレを含むサッカー界、スポーツ界を見ていて、本当にこの15年間でスポーツは文化として成長したのかなと思うことがたくさんあります。
Jリーグは、2シーズン制を始めます。皆様もご存知のように、メディアへの露出が減っていると言われています。それに対して新しいチャレンジをして、Jリーグはもっと注目されるようにするんだ、というのが大きな趣旨ですけれども、15年経って注目が下がってるということ自体が、やはり我々の大きな問題であり、我々の責任であるという風に思っています。
文化、文化と言いますけれども、文化って何だろうと思うことが、多々、この15年間にありました。特にスポーツ文化。皆さん、お読みになった方も、仕事柄多いと思いますが、文化勲章をお取りになった中西進さんが書かれたエッセイ集で「日本人の忘れもの」という本があります。この中に、「一人一人の教養の総体を文化と呼ぶんだ」という記述があります。
なるほどなと思いました。我々はやはり、当然ですが試合に勝つということ、それが一番大切なことだと思います。しかしその中に教養、ご存知のように勉強ができるということではありませんけれども、社会に対してホームタウンに対して、そして人としてまた応援してくれるサポーターとの人間関係、支援してくださる企業との関係、そういったことを、私だけではなく選手、スタッフ一人一人がしっかり築ける、そして成長できる、そういったクラブが本当のスポーツ文化という根を張っていくんだと思います。
そういう意味で今年は“勝って証明する”ということも大切ですが、クラブとして一歩進んだ湘南ベルマーレをスポーツ界に証明するという年にもなると思います。
そのためにこの12人が集まってるんだという風に思っています。
一年間、ワクワクするような湘南ベルマーレをぜひ皆さんに届けたいと思います。一年間よろしくお願いいたします。
●取締役社長 大倉智
皆様、こんにちは。今シーズンも社長をやらせていただきます大倉です。
1月13日に新チームがスタートしました。スライドに出ていますが、「証明 show the style」という文字が書かれております。これが今シーズンの我々のスローガン、テーマになります。
長い歴史の中で、2度の昇格、降格を繰り返し、3度目の昇格となります。何とかして証明したいという想いを込めております。
13日には選手にこんな話をしました。現状認識をまずしっかりしようと。弱み、強みそして我々の存在意義、それを全員で共有して、同じ目標に向かおうじゃないかという話をしました。
では、我々のその弱み強みとは何だろうなと言った時に、我々の弱みは他のJ1のクラブより、お金が少し少ない。もしかすると施設が他のJ1のクラブに比べて劣るのかもしれないと。
しかし、我々の強みっていうのは、サッカーに対して純粋で向上心のある選手たちがいる、そして選手の成長を第一に考える指導者、これはトップのスタッフのみならず、アカデミーのスタッフもそうであると。そして、会社の発展を心から願う純粋なフロントスタッフがいる。これが我々の強みじゃないかということを選手にも共有しました。
そして、じゃあ存在意義は何なんだろかということですが、スピリットブックというものをまとめました。中にミッションステートメントという項目があります。そこには、我々のミッションというのは、「夢づくり 人づくり。世代と地域をつなぐ総合型スポーツクラブとしてチャレンジする人の成長を支え、夢と感動を提供する」と書かれています。
そして、チームのミッション、これはもうずーっと変わってません。「湘南地域に住む人々に、サッカーを通して夢、勇気、希望の空間を提供する」と。
そのためのサッカーが湘南スタイルであり、そのための選手がここにいる選手たちであると、いう中でずっとやってきました。これは選手にも共有して同じ目標に向かってこうという話をしました。
もう一つ、今年、クラブのスローガンを作りました。スローガンを作るに当たって、我々というのは、総合型地域スポーツクラブですので、競技スポーツとレジャースポーツの2種類があります。その中で、共通する価値観って何だろう、日々自分たちに言い聞かせられるような言葉って何だろうかと。
競技スポーツでは、プロフェッショナルサッカーの中でいうと、緊張感の中でどういうことが我々に課せられるんだろうか、それはもしかすると、無心にとか没頭するとか、そういう意味になるんじゃないかと。そんなことも考えながら、ベルマーレホールディングスとしてのスローガンを「たのしめてるか。」に決めました。これは、競技スポーツの中で、没頭や無心、英語で言うと「Lose Yourself」というような言い方になるでしょうか。そういった意味も込めて、常に「たのしめてるか。」を胸に頑張っていきたいと思っております。
こんな話を始動日にしました。最後に選手とは現状の認識をして、確かな目標を共有し、信念を持ってスポーツの原点である「たのしめてるか。」を忘れず、見ている人の心を揺らすサッカーで、世の中にメッセージを送ろうじゃないかと。日本サッカー界に新しい風を吹き込もう、そして証明しようじゃないかというような話をしました。
今シーズン、監督・曺貴裁が4年目のシーズンになります。これは、ベルマーレの平塚時代を含めた最長指揮年数になります。過去12名の方々が湘南ベルマーレ、ベルマーレ平塚の監督を務めております。クラブ全体でしっかりサポートしていきたいと思っています。
皆様におかれましても、ぜひ良い発信をしていただけるように、クラブと皆様で協力してやっていきたいと思いますので、引き続きのご支援の方をよろしくお願いします。ありがとうございました。
●監督 曺貴裁
皆さん、こんにちは。ちょっと遅いですが、あけましておめでとうございます。
今から言うのはまったく関係ない話なんですけど…。
実は、僕は年末から、多分10年ぶりくらいに風邪をひいて、5日間くらいまったく何もしないで正月を過ごしました。本当に健康って大事だなと、その時つくづく思いました。
その時にテレビをずっと見ていて、特に歌番組たくさん見たんですけど、その中でゴールデンボンバーの「女々しくて」という歌が何回も流れいて、本当に15回くらい聞いたんですけど、あの若者の、ともすればくだらない歌詞を、あんなに一生懸命歌ってる彼らに本当感動しちゃって、やっぱりショーってこうじゃないといけないよなと、この歌詞をこんだけ一生懸命歌えるって能力だなって思って勉強になりました。
(周囲の選手に)……ウケない?(会場笑)
えー、今年も指揮を取らせてもらう曺です。よろしくお願いします。
今シーズン始まるにあたって、4シーズン目ということを言われて、あ、そうなのかとちょっと意外な感じなんですけども。
俗に言う、4年目だから何となくこうマンネリになってとか、何となく自分の引き出しがもう無くて、ちょっと前と同じことしか出来ないなと思ったら、当然監督という仕事を引き受けてないので、また新たな気持ちでここにいる選手たちと一緒に成長して、本当に湘南ていうチームが世の中に認められるように、頑張っていきたいと思います。
過去、僕が監督になってから入団した、ここに座った新入団の選手、今日の選手を合わせて、この前調べたら38人いました。一方で去年までで退団した選手、もしくはレンタルで出た選手は39名。要は同じ人数が入ってきて、同じ人数が出ていくっていうような、プロチームっていうのはそういうものだと思うんですけども、今日ここにいる12名の選手たち、それから我々と一緒にこのチームを強くしようと残ってくれた選手たち、全員ここでこれから一緒に仕事できるということを嬉しく思います。
我々のチームに、僕も含めていつまでいるかっていうのは関係なしにこの期間、時間を一瞬一瞬を大事にして、彼らと一緒に成長していきたいと思います。
今年は今、社長からも話がありましたけども、証明する年にする。僕の中で、これは本当に寝込みながらもなんとなく考えていたことなんですけども、湘南スタイルがJ1でどうなるのか、去年、あれだけ勝ち点を取った湘南が、どうなのかなっていう注目をされているのはなんとなくわかります。
ただ我々はJ1に旅行に行くわけではなく、J1に住みに行こうと思っている。証明するというのは、ちゃんとその場所で税金を払って、ちゃんとその場所に居座って住民票を取って、ちゃんとその場で隣近所と付き合いをして、それが住むっていうことだと思います。
何も恐れずその中で堂々と自分たちが地域のコミュニティになれるような、そういうチームにしていかなきゃいけないですし、なんとなく格好良いとか、なんとなくその場に来た旅行者だとか、そういう雰囲気を醸し出さず、地に足をつけて1年間を送りたいと思っています。
年末、ドイツに行って一番感じたのは、今やどのチームにもそんなに極端なスタイルは存在しないということです。バイエルンミュンヘンでもマインツでもレバークーゼンでも、絶対にやらなきゃいけないことというのはピッチの中であって、それがこのチームはやれてて、このチームはやれないってことではない。
昔、オランダでトータルフットボールと言って、アヤックスがシステムをスリートップにして、こういう形がトータルフットボールだって一斉を風靡した時代がありましたけど、今やトータルフットボールっていうのは、攻撃も守備も、やらなきゃいけないことを確実にやるっていうのがトータルフットボールだと。
選手にも話しましたけども、二兎を追う者は一兎をも得ずではなくて、二兎を追っていかなきゃいけない。
1つの方法論しか持ってないというチームになると、必ずどこかで躓くので、今いる選手たちは本当に非常に一生懸命練習してくれてますけども、二兎が得られるように、ただ攻撃だけやって、若いから勢いあるから、でもやられちゃったなでは済まないし、いつもいつも守備ばかりで何となく後ろ向きで終わっちゃったなって試合では済まないと思っています。
だから選手たちにはいい意味で、トータルに選手として成長できるように、メンタルも技術も戦術眼も、すべて上げられるように、そういう働きかけをしていきたいなと思います。
湘南というのは、よく皆さんから切り替えが速いとか、カウンターのスピードが速いと言われ、これは我々のチームの特長です。
今の日本のサッカーは切り替えが速いということ自体がトレンドになっていますが、そのトレンドっていうのは、世界的に見ると本当に当たり前のことです。逆に言ったらトレンドっていうのは、昔も多分あったはずで、我々のチーム以上に切り替えが速く、それが一斉を風靡したチーム、ヨーロッパにもブラジルにも世の中にもたくさんあるはずで、我々がなんとなくその一時代を築いてるということに酔ってもいけなくて、切り替えが速いっていうのは我々のスタンダード。でも、その中で何ができるかってことを選手たちと協力しながら良いチームにしていかなきゃいけないなと思っています。
ここにいる選手たちは、バイアとアリソンはまだあまり良くわからない所もありますがちょっとの付き合いの中でだいぶ性格的なものも分かってきました。その他の選手に関しては、彼らが小さい頃から、もしくは彼らがどんな風なプレーが得意なのか、彼らがどういう所が居心地が良いのかっていうのは、僕の中である程度分かっているつもりです。だから彼らには本当に自分の家のように、落ち着いてプレーしてもらいたいし、既存した選手は早く彼らと住民として協力して良いコミュニティを作ってもらいたいなという話はしています。
ここにいる選手たちは、必ず自分の今までの悔しさ、それから自分がサッカー選手として伸びたいという想いを、他の選手より倍、3倍持っている選手たちだと思うので、僕もその気持ちに負けないようにやらなきゃいけないと思います。彼らには、技術があったり、サッカーセンスがあったり、ヘディングが強かったり、スピードがあったりすることが良いことじゃなくて、プラス、メンタリティを持った選手たちだということを、この場ではっきり僕の方から言いたいと思います。
最後に。今年は順位目標を特に選手には言ってないんですけど、毎試合毎試合、決勝戦の気持ちで戦わなきゃいけないと思ってます。それは、決勝戦だから違うことをやるわけじゃなくて、決勝戦、最後の試合だと思って、最善の準備をすることをファーストステージ17試合繰り返す。
スタートダッシュも含めてそういう気持ちでやらないと、1年間もったいないと思いますし、逆にそういう気持ちが続けば、きっと彼らの最大値を出せば良い結果が出せると思うので、僕はこのチームがどんな状況になったとしても、彼らを好きになって、彼らを信頼するって気持ちだけは他の誰にも負けちゃいけないと思ってますし、そういう時にこそ自分がしっかり彼らをリードして、後ろから支えて、このチームが本当に生きてるんだっていうことを、最終的には証明していきたいと思います。
なんとなく気持ち入れて喋ったんですが、この辺でよろしいでしょうか(笑)。ありがとうございました。
●大倉社長より
強化部のご紹介をします。こちらの坊主頭が田村雄三です。彼が強化部の責任者、テクニカルディレクターですのでよろしくお願いします。
それから新たに、強化のチーム管理を担当します吉川です。
それから、時崎は今年からユースの監督になります。ご存知のように、元ベルマーレの選手で、福島の監督を経験し、去年からユースを担当し、今年監督を務めます。ユースとトップは非常に近い関係なので、皆様に顔を覚えてもらおうと思って、今日はこちらに来ました。
●テクニカルディレクター 田村雄三
改めまして、今年もテクニカルディレクターを務めさせていただきます田村雄三です。よろしくお願いいたします。
今年、湘南スタイルをJ1で証明できる12名を揃えることができました。皆さん、大いに期待してください。僕自身も期待していますし、それを応えるだけの選手、各々力があると思っています。
では、2015年シーズンの湘南ベルマーレ新加入選手と新加入スタッフのご紹介をしたいと思います。
●選手紹介
◎背番号4番 DF アンドレ・バイア
(日本語で)ディフェンダーのバイアです。どうぞよろしくお願いします。
◎背番号18番 FW アリソン
(日本語で)アリソンです。よろしくお願いします。
◎通訳 早川エジソン正吉
皆さんこんにちは。私は主に2人の通訳を担当する日系ブラジル人の通訳です。以前、Jリーグで3チームで15年間通訳を務めてまして、去年1年間はサッカー界から離れていました。今回、湘南さんにまた拾っていただいて本当に心から感謝しています。湘南の一員としてこれから一生懸命頑張りますので、よろしくお願いします。
◎背番号8番 MF 山田直輝
山田直輝です。よろしくお願いします。今年は湘南で勝つために来ました。勝つために早く湘南のスタイルに馴染んで、そしてチームと共に自分が確実に成長してチームの力になれるように頑張りたいと思います。
そして、プレーする環境を与えてくれた湘南さんに感謝の気持ちを忘れず、今年1年間頑張りたいと思います。よろしくお願いします。
◎背番号11番 FW 藤田祥史
はじめまして。藤田祥史です。チームがJ1で強さを証明すると共に、個人としてもJ1で自分の力を証明したいと思って湘南に来たので、頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします。
◎背番号13番 DF 広瀬健太
はじめまして、広瀬健太です。先輩の菊地俊介選手のように1年目から活躍して、チームの力になれるよう頑張っていきます。よろしくお願いします。
◎背番号15番 DF キム ジョンピル
こんにちは。はじめまして。今年はまずレギュラーを取りに頑張ります。よろしくお願いします。
◎背番号20番 DF 坪井慶介
坪井です。12年ぶりの新入団で非常に緊張しています。歳を取った分、色々な経験をしてきていますが、そこで何もしなければ、それはただの過去だと思ってます。これから、今から自分が何をするかが非常に重要なことだと考えています。
そのために、一日一日を湘南ベルマーレのために尽くし、サッカー選手として全ての能力が成長できるように、毎日努力を続けていきたいと思っています。よろしくお願いします。
◎背番号23番 FW 高山薫
こんにちは。高山薫です。また湘南ベルマーレに戻ってプレーすることになりました。また湘南でプレーできることを本当に幸せに思っていますし、本当にもう一回声を掛けてもらえて感謝しています。
去年、湘南がすごい成績でJ1を決めたのは、ずっと見ていたし、その中にもう一回自分が入ってJ1を戦うっていうことができて、本当に嬉しいです。自分も去年経験したことを、今年1年しっかり活かせばチームの力になれると思うので、日々の練習からしっかり成長して、J1でしっかり結果が残せるように、チームとしても個人としても、1年間責任を持って戦いたいと思います。よろしくお願いします。
◎背番号24番 DF 岡﨑亮平
こんにちは。中央大学から来ました岡崎亮平です。僕はベルマーレのアカデミー出身で、小さい頃から育ててもらったこのクラブに入団できて本当に嬉しく思っています。早くBMWスタジアムでサポーターがたくさん入った中でプレーできるように頑張ります。
◎背番号25番 GK イ ホスン
こんにちは。札幌から入団することになりましたイ ホスンです。3年前J1に1回上がったんですけど、その時、怪我でできなかった分、今年頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします。
◎背番号26 MF 可児壮隆
はじめまして、可児壮隆です。湘南スタイルの中で自分の色を出して活躍できるように頑張ります。また、去年1年間個人的に試合に出れず、非常に悔しい思いをした中で、湘南さんに呼んでいただいたので、試合にしっかり出てチームの勝利に貢献するという強い気持ちを持ってきました。今年1年間よろしくお願いします。
◎背番号48 MF 武田英二郎
こんにちは武田英二郎です。僕は4年前マリノスでJ1という舞台で1年間1試合も出られずに、その後3年間J2で色々なことを経験して、今年J1に戻ってくるというか、たどり着くことができました。その出れなかった時の悔しさを忘れてないので、今年しっかり試合に出て、自分はJ1でもできるってことを証明したいですし、しっかりと毎日の練習を大切にして成長して、チームに貢献していきたいと思いますのでよろしくお願いします。
◎アシスタントコーチ 石川隆司
皆さんこんにちは、今年はアシスタントコーチをやらしていただきます、石川隆司と申します。よろしくお願いします。
私、湘南で実は10年目です。トップチームに関わらせていただくのは今年初めてになりますが、それまで、アカデミーの方でユース、ジュニアユース、スクール、あと若い子たちのスカウトをやっていました。自分自身こういう喋り方なので、分かるかもしれないですけど、関西の人間でもともと関東には縁も所縁もないんですけど、湘南に対する思いは、自分自身強い思いを持っていると思っております。湘南のために選手のために、自分ができることをしっかり感じて、選手のためにチームのためにアウトプットしていくことが僕の仕事だと思っています。どうぞよろしくお願いします。
◎フィジカルコーチ、菊池忍
皆さんこんにちは。フィジカルコーチを務めさせていただきます菊池と申します。よろしくお願いします。しっかりと曺監督、そして選手たちを支えて、今シーズン1年間戦っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
●質疑応答
–岡﨑選手はクラブにとって、アカデミー育ちながら大学を経由して戻ってきた初めてのケースだと思うが、今回はどういうところを評価しているのか、どこに期待をしてるのか聞かせてください。
(大倉社長)
岡﨑は遠藤航と同級生で、高校1年生で曺さんがユースの監督の時に、2センターバックを組んでいました。遠藤航はユースから上がれて岡﨑は大学に進学しました。能力的にはもちろん当時から高くて、上に上がった所の編成、2人センターバックということと、大学に行ってもう一回り体が大きくなった方が、プロとして馴染みやすいだろうなということで、中央大学であれば、関東一部ですし良い環境であるということで、本人と話をして大学に進学したというケースです。
その間、ずっと我々は追いかけていて、何度も練習に呼び、今回戻ってきました。彼が大学経由で戻ってきた初めての選手になります。当時、3-3-4いわゆるジュニアユース、ユース、大学経由の3-3-4プロジェクトというのが実はあって、その中の一期生になることです。
ですので、これから彼の後を続く選手が出てきて欲しいなということも含めて、彼が活躍することを期待しているということです。
(岡﨑)
僕がトップチームで活躍することによって、今いるユースの選手たちが励みになると思うし、ユースからトップに上がれなくても、こうやってプロになれるということを、まだ証明はできてないですけど、自分が活躍することで、そういう道もあるんだと思ってもらえるように、そういう存在になれるように、頑張ります。
–今年から公式戦の日程が変わり、前後期の2シーズン制になった。17試合一本勝負で開幕ダッシュが大切だと思いますがこの点についてどう思われますか?
(曺監督)
2ステージ制になるということは、2回優勝するチャンスがある、これまでのリーグよりも1回チャンスが増えてるという風に受け取っています。
そのために、仰る通りスタートをどう切るかというのが、すごく大事だと思います。選手にも話していますが、いつもよりも、今、選手の状態が非常に良いので、逆にコントロールしてやらなきゃいけないというところもあるんですけど、戦術的なことも早く入れて、開幕に本当にフルパワーで間に合わせるような準備をしていかなきゃいけないと思っています。
我々にとって今年の3月7日から始まるシーズン、最初の、さっきも言いましたけれども、本当に1試合1試合が決勝戦のつもりで戦う。ファーストステージが終わって、勉強になったからセカンドステージ…ということでは済まないと思っているので、2回の優勝のチャンス、それからナビスコ杯天皇杯も含めて、そういうところにたどり着けるような準備をしたいと思います。
–トルコキャンプの狙いとやり方、帰ってきてから開幕までどう調整するのか。
(曺監督)
トルコは昨年も行っていますが、気候が温暖で練習試合の対戦チームも日本ではやれないようなタイプのチームがたくさんあるということで、選手も集中してできるんじゃないかということが一つです。
開幕までの調整については、日々のトレーニングをどう向き合うかっていうのが一番大事なので、トルコから帰ってきてから、約3週間開幕まであるので、その辺に出た課題とか、逆に選手をどう組み合わせて、どのポジションでやらせれば、どういう展開に持ち込むのかっていうのを整理して、その3週間でテストしながら開幕に向けたいなという風に今のところ思ってます。
–山田選手と坪井選手に、開幕戦がさっそく浦和戦で、しかもホームでこちらでやるということだが、開幕戦に向けての意気込みということろを聞かせてください。
(坪井選手)
前所属クラブではあるので、それに対する想いっていうのは色々あるんですけれども、さっきも申し上げたように、湘南のために尽くすというように決めているので、相手チームがどこだというのは、そんなに意識はしてません。チームのために自分がどうあるべきか、どう戦うべきか、それに集中して臨んでいきたいと思っています。
(山田選手)
私情が入ってしまう難しい質問ですが、今年は先ほど監督も言ってたようにスタートダッシュからいかないといけないということなので、その1勝になることを僕は願ってますし、そのために全力で戦いたいと思います。
–こんな所をサポーターに見てもらいたい、自分のプレーのどこを見て欲しいか教えて下さい。
(アンドレ バイア選手)
湘南に加入して、高いプロ意識とハードワーク、そして志を持ってサッカーに取り組んでいきたいと思います。私自身が親日家であるということもあって、前から日本に来たいという気持ちがありました。ただ、まさか選手として日本に来れるとは思っていませんでした。
これからチームと共に目標に向かって成長して、選手と共に自分たちが設定した目標を達成できるように頑張っていきたいと思います。
(アリソン選手)
選手を代表して言うのもどうかなと思うのですが、日常的な練習の中で、かなり皆ガッツ溢れるプレー、そして、意欲的な姿勢で練習しているので、間違いなくサッカーに繋がる結果になると思います。皆さん我々の高いモチベーションでのプレーを見ることができると思います。
(山田選手)
僕の見てもらいたいところは、とにかく走るところと、チームに活かしてもらい、チームを活かすようなプレーを見ていただきたいと思っています。
(藤田選手)
僕は、クロスの入りだったり裏への抜け出しとか、最終的には点取るところをこだわってやりたいなと思います。
(広瀬選手)
自分は、ビルドアップの部分はちょっと自信を持っているところなので、それをJ1で通用するか確かめて、あと最後に体を投げ出すプレーも見てほしいです。
(キム選手)
僕はヘディングとか、守備の部分でもJ1でしっかり戦いたいです。
(坪井選手)
おっさんだけど動けるっていうところを見せたいと思います。
(高山選手)
スピードと運動量です。
(岡崎選手)
ヘディングの強さとゴール前で体を張ったプレーです。
(イ ホスン選手)
キーパーなので、後ろからしっかり動かして、湘南スタイルに慣れて出していきたいと思います。
(可児選手)
運動量とパスの能力を見てほしいです。
(武田選手)
運動量と相手を潰すっていうか、ボールを取るプレーを見てほしいです。
–ウェリントン選手はどんな状況なのか教えて下さい。
(眞壁会長)
Jのクラブは、予算の大きい小さい色々ありますけれど、いずれにしても、限られた予算の中で編成をしていくという中で、我々とすると、遠藤航を残すこと、永木を残すこと、高山を戻すこと等々、よりベストに近いベターな交渉を続けてきた結果、今日この席に座ってないとご理解いただきたいと思います。