第41節 VS ガイナーレ鳥取
11月4日(日曜日) 16:00 @Shonan BMW スタジアム平塚
HOME 湘南ベルマーレ | ガイナーレ鳥取 AWAY |
1 | 0 | 前半 | 0 | 0 | ||
1 | 後半 | 0 | ||||
69 > 72 | 勝点 | 35 > 35 | ||||
キリノ 87分 | 得点者 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 27 | 阿部 伸行 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 小針 清允 | 48 | GK |
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DF | 2 | 鎌田 翔雅 | 0 | 0 | 尾崎 瑛一郎 | 2 | DF | |
DF | 22 | 大野 和成 | 1 | 0 | 柳楽 智和 | 6 | DF | |
DF | 30 | 島村 毅 | 1 | 0 | 加藤 秀典 | 3 | DF | |
MF | 5 | 古林 将太 | 0 | 0 | 森 英次郎 | 22 | DF | |
MF | 7 | ハン グギョン | 1 | 0 | 鶴見 聡貴 | 17 | MF | |
MF | 6 | 永木 亮太 | 1 | 0 | 実信 憲明 | 10 | MF | |
MF | 23 | 髙山 薫 | 3 | 1 | 小井手 翔太 | 7 | MF | |
FW | 10 | 菊池 大介 | 0 | 1 | 美尾 敦 | 8 | MF | |
FW | 19 | 大槻 周平 | 0 | 1 | 住田 貴彦 | 19 | MF | |
FW | 15 | 岩上 祐三 | 3 | 1 | 福井 理人 | 29 | FW | |
GK | 1 | 金 永基 | – | SUB | – | 井上 敦史 | 1 | GK |
DF | 4 | 山口 貴弘 | – | – | 戸川 健太 | 4 | DF | |
MF | 8 | 坂本 紘司 | – | 0 | 内間 安路 | 15 | DF | |
MF | 14 | 下村 東美 | – | – | 鈴木 伸貴 | 18 | MF | |
MF | 29 | 吉濱 遼平 | 1 | 0 | 吉野 智行 | 14 | MF | |
FW | 9 | キリノ | 2 | – | 金 善珉 | 16 | MF | |
FW | 18 | 古橋 達弥 | 0 |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
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13 | シュート | 4 |
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10 | ゴールキック | 17 | ||
5 | コーナーキック | 1 | ||
20 | 直接フリーキック | 14 | ||
4 | 間接フリーキック | 2 | ||
1 | オフサイド | 4 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
|
~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
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入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
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10,674人 | 晴、弱風 | 14.1℃ | 65% | 全面良芝、乾燥 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
平山 博光 | 松尾 一 | 岡野 宇広 | 数原 武志 | 柿沼 亨 | 亀井 信也 |
湘南 曺監督 試合後コメント
総評
お疲れ様でした。今季ホーム最終戦ということで、本当にたくさんのお客さんに来ていただいて、最後歌わされる羽目になって(笑)、ちょっと恥ずかしいですけれども、負けて歌ったら全然盛り上がらないので一応ちょっとは皆さん楽しんでもらえたかなと思いますが…二度とやりたくはないなと思いました(笑)
ゲームに関しては鳥取さんの分析をしっかりして、我々のストロングを生かそうと臨んだつもりなんですけれども、やっぱり鳥取さんの今日の試合にかける気持ちというか、足を止めないで前線からしっかりプレッシャーかけてくるというのは今年のJの中でも一番プレッシャーが強かったかなという感じがしたくらい、非常に逞しくやってこられて、元々鳥取さんはすごく良いチームだという事でリスペクトして入っていってたんですけれども、その通り本当に手ごわい相手だと思います。
ハーフタイムに球際だったり、セカンドボールだったりとか、そういう所でちょっと軽いプレーが見受けられた。ただ、それを咎めても多分良くないなと思ったので、あえて冷静にその事を伝えて、昇格したいのであれば、どういうことが必要なのか分かるだろうという形で指示をしました。交代で出た選手も含めて、なかなか決め切れず焦れる展開だったんですけれども、最後気持ちで…皆の気持ちが乗り移ったゴールが生まれたかなと思います。
ただ、これでプレーオフの進出が決まったということですが、我々はあくまでも、2位以内の自動昇格という事を目指しているので、もちろん京都さんの結果によりますけども、次の町田戦に向けてしっかり準備をして、勝ち点3取れるように、良い意味で平常心でやっていきたいと思います。
質疑応答
吉濱選手は最後にはアシストを決めて、ポストに当たるシュートも打って活躍したが投入した理由は?
松蔭大学さんのほうに行ったり、うまくこちらに来られなかったりという期間が長かったんですけど、ここ1ヶ月弱くらいずっと合流していて、プロの練習の中でのパフォーマンスも非常に上がっていました。僕は彼が小学校のときに少し関わっているんですけど、元々負けず嫌いで審判にも文句を言うようなマナーの悪い選手でしたが(笑)、そういうところがなんとなくいい形で心的になってきて、彼の左足のアイデアだったりとか、シュートに至る形というものを期待して出したんですけど、期待通りというか期待以上のことをこの難しい環境の中でやってくれたなというふうに思います。
彼が今後のプロ人生というか、今後のサッカー人生においてこれをきっかけにまた大きくなってもらえればなと思います。
キリノをどこで出すかという点については?
メンバーをいつも当日まで迷うので、何が良いか悪いか自分でもさっぱり分からないんですけど、ただ90分というデザインで考えるとやっぱり交代で出る選手に違った特徴のある選手がいるというのは相手に対して脅威になってくると思います。
我々は今日勝点3を絶対に取らなきゃいけないというところで言うと、交代で出る選手のクオリティだったり交代で出る選手がどう入っていくかというところのプランも含めて、前半からちょっと難しい展開だなというところも合わせながら考えると、早めに入れたほうが良いかなと思いました。古橋を入れて10分でキリノも代えたんですけども、足が攣る選手がいたりそういう疲労がある選手がいるかなということも踏まえて、先に仕掛けたほうが良いなと思って仕掛けました。
今シーズンホームで2敗しかしていない。これはJ2の中でナンバーワンであるがそのホームでの強さについては?
ホームは、やっぱり後半にサポーターのほうに攻めるあの空気というか、絶対に取ってやるんだっていう選手をプラスの方向に引っ張ってもらえる雰囲気があると思います。
ピッチも年間を通して本当に素晴らしいですし。グラウンドキーパーも含めて、非常に我々をサポートする体制が整っているので。2敗しかしていないのは、偶然ではなくて、そういう周りの方のサポートがあるからだということを改めて感じます。
今のポジションにいるにはいくつかの要因があると思うが今一番挙げるとしたら何か?
正直、昇格とかプレーオフとか2位以内ということを意識したのは本当にここ7、8試合前ぐらいなんです。意識した瞬間に勝てなくなってしまって、この前の試合からGET3に立ち返ると言って戦ったんですけど…。
周りをリスペクトしていないという事ではないんですけど、最大で勝点126取れるわけで、そこからのマイナスだと思っていました。今、僕たちに取れる勝点は75ですよね。
その失った勝点の中から勝点3を学んでいったと思っているし、結果的に順位が2位だろうが3位だろうが1位だろうが、そういうことの繰り返しで今があると思っています。今度の試合は本当にGET3の集大成というか、勝点3にこだわるということがどれだけ示せるかだと思います。
無骨ですけども、毎日一生懸命一歩ずつ、前進後退を繰り返しながら前を向いてやってきたことが今の順位にいる理由かもしれません。まだシーズンは全然終わっていないので、最後になって考えたいと思います。
菊池選手が次節出場停止となりましたが?
ちょっと早い段階でイエローカードをもらっちゃったので、次に出られない状況の中、モチベーションを保つのが難しいと思いました。そういう意味で、引きずって後半試合の出るのも良くないなと思って代えたんですけど。でも今までも出場停止の選手がいて、また元気な選手が行くというスタイルは変わらない。
大介(菊池)の悔しさも含めて、みんなやってくれると思います。
中々決め切れない中で、どういった工夫が必要だと考えたか?
戦術的なところでは、鳥取さんはワントップワンシャドーじゃなくてツートップとサイドハーフがかなり高い位置からプレッシャーを掛けて、うちのダブルボランチも2枚が張り付く形だったので、その一山越えたところで起点を作ろうというところでやったんですけれども、あそこで岩上だったり古橋だったり、後半だったらキリノだったりが起点になったら、高山と古林が上がる時間が作れるので。その形まではいってたんですけど、最後のところで非常に粘られた。
そこにやっぱり最後、ちょっと違うテンションと言うか、違うエッセンスを入れないと崩れないなと思ったので、岩上祐三は全然悪くなかったんですけども、、左利きの吉濱を入れて、あそこでちょっと時間を作ったりとかドリブルをしたりするところを自分の中では狙ったつもりなんですけども。あのシュートが入っていたら言う事なかったですけども、本当に良くやってくれたと思います。
キリノ選手コメント
試合に入ったら絶対にゴールを決めたいと思っていた。
自分が決めたけど、あのゴールはみんなの得点。みんなが一生懸命やった結果が最後のゴールに繋がったんだと思う。
一人だけでは何もできないけど、みんながいるから結果が出せたんだと思う。
このチームは本当にひとつひとつの試合を大切にしているチーム。その積み重ねが今日の勝点3という結果になったと思う。
サポーターが作り出す雰囲気も素晴らしかった。
次はアウェイですが、今までどおりやるしかないと思っています。
鎌田翔雅選手コメント
球際や競り合いなど自分に足りないと思っていた部分が今日の試合ではしっかり出せたと思います。1点とるまでは長かったですが、後ろは焦れる感じはなく、とにかくゼロに抑えることを意識して落ち着いてやれていました。
前半は相手のやり方に慌てるところがありましたが、後半修正することができた。後半のような戦いを続けていきたいと思います。
(ゴールの瞬間は?)本当に嬉しかった。開幕戦の時のような感じでした。
上にいくチャンスがあるので、自分を見失わず冷静に戦いたい。欲を出さず、自分のやれることをしっかりやって悔いの残らないようしたいと思っています。
僕は小学校の時にベルマーレに入って、その時はJ1で、その後降格を見て、プロになってからJ1昇格を経験したけれど、僕自身はピッチに立てなかった。J1で戦ったこともないので、僕の中ではJ1への想いは人一倍強く持っているつもりです。
これだけのチャンスはそうないと思うし、ここで掴むしかない。逃さないように持っている力をすべて出し切りたいと思います。
ただ、そういう想いは強いけど、決して気負わず、自分をしっかり持って臨みたいと思います。
永木亮太選手コメント
自分たちのやろうとしていたことは前半から出していたけれど、相手の前からのプレッシャーがはやくて前半はうまくポゼッションすることができなかった。ハーフタイムに監督から喝を入れられて少しずつ変わることができて、キリノの得点に繋がったと思います。
本当に1点がほしかった。時間が進むにつれ焦りが出てきていた時だったので、そういう中で本当に嬉しいゴールだった。
グギョン(ハン)とうまくバランスをとることを意識していました。今日は本当にグギョンが攻守によく動いてくれた。うまく位置を確認し合いながら僕自身は最低限のことはできたとは思います。
ただ、イージーなミスから決定機を作られる場面もあった。ボランチとして絶対にやってはいけないミスだし、ここ最近はそういうのがなかったのですが出てきてしまったので、そこはしっかり反省して次に向かいたいと思います。
(最終節に向けて)もう不安はありません。自分たちは勝点3を目指して頑張るしかない。京都の結果もあるので自動昇格という部分の結果はどうであれ、とにかく、ただ勝点3だけを目指して戦います。
ハン グギョン選手コメント
前半、自分としてはプレッシャーを感じないようにいつも通り戦いたいと思っていましたがチームとしてかなり堅くなってしまって全体的にいいプレーが出なかった。後半、しっかり切り替えていこうと臨んで、いい形で戦えたと思います。
亮太(永木)とは去年からずっと一緒にやっているし、亮太が何をしてほしいかということも分かる。開幕の頃よりもまたさらにコンビとして成長できていると思います。
(J1への想いは?)自分が初めてベルマーレにきた時はJ1だったけれど、自分自身はまったく良さを出せなくて大失敗だった。悔しい想いをしたので、絶対にもう一度J1に上がりたいという気持ちを強く持っています。最後の町田戦、絶対に勝ってJ1へ行きたいです。
大野和成選手コメント
最初、危ない場面もあったんですけど、そこをうまく凌げたことで後半に繋がったと思います。
後ろが焦れたらいいサッカーができないと思ったので、落ち着いて冷静にやろうと思っていました。前半、相手は蹴ってきたので、3人で話し合って上げる時は上げて、機を見て下げるということを意識してやったので後半に限ってはよかったかなと思います。
(ゴールの瞬間は?)実はキリノの前にいて、「いける!」と思ったら引っ張られて、そしたら横からモヒカンの人が走ってきて(笑)、おいしいところをもっていかれました。僕はもってないですね(笑)
本当に次に繋がる一勝だったと思います。次も絶対に厳しい戦いになると思うので後ろは焦れずに今までどおりやっていきたい。追われるより追ったほうがうちらしい戦いができると思うので、みんなでまたひとつになってやりたいと思います。
吉濱遼平選手コメント
DFの間で受けて仕掛けろと言われていたので、自分のドリブルで仕掛けていきたいと思って入りました。
(気負わずに入れたましたか?)そうですね、もう「無」でした。決めることしか考えてなかった。最後の決定機、決め切れず悔しいです。相手は1対1がルーズだったのでなんとか決めたかった。
鳥取 吉澤監督 試合後コメント
総評
我々にとってこのゲームは勝点3を奪うことにおいて、毎節毎節そうですけどより必要になっているゲームだと選手には伝えました。それと、我々の前でゲームが行われていましたがその結果というのは、このゲームの勝点3を取るために集中してやりたいと思ったので、選手に理解してもらって、協力してもらった上で自分たちでは自ら得たとしても外には発信しないという形でゲームには集中してやれたというふうに思っています。
その甲斐もあって、前半うまく攻撃は出来なかったかもしれないですけど、非常に守備も良かったし、湘南さんに良い所は出させなかった時間帯のほうが長かったというふうに思います。攻撃が上手くいかなかった原因としては久保がちょっと体調不良でこのゲームに参加出来なかったところが大きかったと思いますけど、守備の部分では非常に選手が一生懸命やるのは当たり前なんですけどより集中してやって出来たっていうのは良かったというふうに思います。
後半も同じような展開の中ではありましたけども、我慢して我慢して最後、やられてしまったんですけどその時には若干ちょっと寄せが甘くなってしまったのが失点に繋がったというふうに思っています。ただ、最後までやってくれた選手は、一生懸命やったし、勝点3を奪うための努力は最善を尽くしたというふうに思っています。16時キックオフという時間でしたけれども、たくさんのサポーターの方がここ平塚まで足を運んでくださったのには非常に感謝申し上げます。
ただ勝点を、勝利をプレゼントできなかったし、一緒に喜べなかったので、非常に申し訳ない気持ちで一杯です。悔いが残っています。残りあとリーグ戦最終戦あるので、ホームだし勝点3奪えるようにまた準備していきたいと思います。
質疑応答
久保選手が不在の中どういう形で湘南のウィークをついて得点をしようかという考えだったのか?
3バックのウィークポイントでもあるんですけど、3バックの横のスペースっていうのは上手く使いながらそこで起点を作りたいというのはイメージはしていましたし、久保が居ても居なくてもそれはやろうと思っていた。ただ、その部分は上手くいったシーンっていうのはなかなか出せなかったですけど、そういう狙いを持ってゲームには入りました。
久保の代わりに入った福井は監督の目から見て出来はどうだったか?
彼の持っているものというのは最大限出してくれたと思いますし、特に守備での貢献度っていうのはいつも高いですけど、それと同じくらいやってくれたと思っています。
0-0で進んで終盤を迎えそのまま終わらせるのではなくて、勝ちにというふうに意思統一していたのか?
そのために情報を出来るだけ入らないようにしましたし、入ったとしてもここからアウトにすることはないっていう意識させたので、その部分は勝点3を取るのは常に我々が目指しているところなので。そういう意識を持って最後までこのゲームは戦いました。
キリノが途中で出てくるだろうということは想定されていたのか?
はい、もちろん。準備というか、大槻君でもキリノでも、多少タイプは違いますけどポイントというか得点する力というのはお互い持っているので。ただやり方としてはキリノが入る時はオープンな展開だろうなと思っていました。そうなると彼のフィジカルとかスピードが生きるなっていうのは思っていた。混戦の中ではやられましたけど、出てくるのは予想してましたけど、やられてしまったので反省はしなきゃいけないなと思っています。