3回戦 VS 柏レイソル
10月10日(水曜日) 19:00 @日立柏サッカー場
HOME 柏レイソル | 湘南ベルマーレ AWAY |
2 | 1 | 前半 | 1 | 1 | ||
1 | 後半 | 0 | ||||
– | 勝点 | – | ||||
田中 順也 30分 ネット バイアーノ 90分+2 |
得点者 | 15分 大槻 周平 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 21 | 菅野 孝憲 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 阿部 伸行 | 27 | GK |
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DF | 27 | 藤田 優人 | 0 | 0 | 鎌田 翔雅 | 2 | DF | |
DF | 6 | 那須 大亮 | 0 | 0 | 遠藤 航 | 3 | DF | |
DF | 3 | 近藤 直也 | 0 | 0 | 島村 毅 | 30 | DF | |
DF | 22 | 橋本 和 | 0 | 0 | 古林 将太 | 5 | MF | |
MF | 20 | 茨田 陽生 | 3 | 0 | 下村 東美 | 14 | MF | |
MF | 28 | 栗澤 僚一 | 1 | 2 | 永木 亮太 | 6 | MF | |
MF | 7 | 大谷 秀和 | 0 | 2 | 髙山 薫 | 23 | MF | |
MF | 15 | ジョルジ ワグネル | 3 | 2 | 菊池 大介 | 10 | FW | |
FW | 18 | 田中 順也 | 3 | 1 | 大槻 周平 | 19 | FW | |
FW | 19 | 工藤 壮人 | 1 | 1 | 岩上 祐三 | 15 | FW | |
GK | 1 | 桐畑 和繁 | – | SUB | – | 金 永基 | 1 | GK |
DF | 5 | 増嶋 竜也 | – | – | 三原 向平 | 20 | DF | |
DF | 26 | 福井 諒司 | – | 0 | 大野 和成 | 22 | DF | |
MF | 8 | 澤 昌克 | 3 | 0 | ハン グギョン | 7 | MF | |
MF | 30 | 山中 亮輔 | – | – | 坂本 紘司 | 8 | MF | |
FW | 29 | 水野 晃樹 | – | – | イ ミンス | 28 | MF | |
FW | 11 | ネット バイアーノ | 2 | 0 | キリノ | 9 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
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16 | シュート | 8 | |
9 | ゴールキック | 17 | ||
8 | コーナーキック | 2 | ||
6 | 直接フリーキック | 10 | ||
5 | 間接フリーキック | 3 | ||
3 | オフサイド | 5 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
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~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
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入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
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3,449人 | 曇時々雨、弱風 | 19.1℃ | 79% | 全面良芝、水含み | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
川上 信夫 | 井上 知大 | 大塚 晴弘 | 村井 良輔 | 青山 健太 | 大宮 純一 |
湘南 曺監督 試合後コメント
総評
お疲れ様でした。
平日の夜にもかかわらず、サポーターの皆さんにたくさん来てもらい感謝しています。
一番いい結果はとれませんでしたが、内容も含めて我々のもっている力は出せたのかなと自分では思っています。
J2リーグは残り5試合になりますが、選手たちに試合前に伝えたのは、この試合を通じて何かをもって帰らなければいけない、と。それはもちろん結果ということもそうですが、J1の去年のチャンピオンチームに対して、どれだけ自分たちのやることが通用して、通用しないのかということ、立ち位置をはっきりさせなければいけないという話をしました。
ここ最近、Jリーグの中では相手に引いて守られてしまう中で事故のような失点があったり、なかなか得点に至らないプレーが多かったんですけど、今日の前半などはここ数試合では一番いいパフォーマンスだったと思います。
ただ、同点になった失点と最後のクロスからのヘディングは、我々もそれを警戒して、分析してやってはいるんですけど、やっぱりJ1はあそこを入れてくるんだなということを改めて感じましたし、最後の15分くらいはお互いにチャンスができそうな段階で、こちらはボールをロスとしてしまう、相手はそこをシュートまで繋げていく、というところが、当たり前ですけど今のレイソルさんとの差だと思っています。
ただ、我々は年間を通して成長しようと思ってやってきたので、今日の試合で全然何もできなかったという選手はいなかったと思うので、この手ごたえを次に繋げていければ一番いいと思います。
実は僕は、大学を出て最初にサッカーをしたのが日立製作所、柏レイソルだったので、まさか自分が監督としてベンチに座って、このように記者会見をするとは夢にも思いませんでした。古巣ということもあって、知っている人もたくさんいますし、僕自身も楽しみにしていました。少しですけれども、湘南のファイトした姿を皆さんに見ていただけたのがよかったかなと、勝手に自分で自分を慰めている次第です。
本当にレイソルさんはリーグ戦でも、また天皇杯でも我々の分も頑張っていただきたいなと心から思っています。
質疑応答
後のキリノ選手の投入時間は、延長を見据えてのものか?
足をつっている選手が2、3人いたので、先に代えて足をつっても、90分の中で走れなくなるのが怖かったので、延長になるタイミングで代えようと思いました。先に代えた方が結果的によかったかもしれないですけど、だいぶ動かされていたので、あのタイミングでもう1枚カードを残しておいて、キリノをはじめ、他の選手は残ておこうと思いました。
ただ、やられてしまったのでここは1分、2分でも1回はチャンス来るかなというところで交代しました。
大槻周平選手コメント
(ゴールを振り返って)試合前、ゴール前に水を撒いていたので、監督からスリッピーになってるからロングシュートを打った時にキーパーが弾くからそれを狙っていけと言われていました。指示どおりのプレーで得点できました。
最近はようやくプロの世界に慣れてきたところがあって、簡単にさばいたりボールを受ける前に駆け引きすることなどができるようになってきた。いい意味で少し余裕ができたところもあると思います。
今日はJ1とJ2の違いを見せつけられたところもあって、J1というのは、やはりひとつひとつ少し違うなと感じました。特にラストパスやクロスの精度、最後にああやって得点できる力など見習わなければいけないところはたくさんあった。
ただ、自分たちのよさは出せたと思います。本当にもっともっと練習して今日のようなレベルでもっとやりたいと思いました。J1でやりたいと改めて感じました。
遠藤航選手コメント
今日は少しポジションを変えてやりましたが、狙いをしっかり実行できていたし、前線からのプレスもハマっていたと思います。そういう意味では前半は湘南らしいサッカーができていたと思います。
(真っ向勝負していた印象だが?)ずっと引いて守って守ってカウンターというサッカーは湘南のスタイルではないので、しっかり自分たちのサッカーを出してそれがどこまで通用するかということを意識してやりました。
前半は内容的にはよかったと思うし、後半は少し下がってしまったところあったので、もう少し前からいってもよかったのかなと思います。
菊池大介選手コメント
自分たちの持ち味や、やろうとしていることを出せている場面もあった。後半は相手に保持される場面も多くなったけど悲観するような内容ではなかったと思います。
J1の技術や強さを体感できたことは自分にとって大きかったと思う。もちろん勝てれば一番よかったですが、こういう高いレベルでやりたいという気持ちがさらに強くなりました。
間で受けたり、仕掛けたりというプレーは少なくはなかったと思いますが、高いレベルのディフェンダー陣を相手にすると、まだまだ自分の技術の足りなさを感じたし、もっとやらなければいけないということを感じさせてもらった。悔しいですけど、次に向かうためにはすごくいい試合になったと思います。
高いレベルでやるためにには、今のJ2リーグで結果を残さなければいけないので、すぐに切り替えて、次の甲府にまたしっかりトレーニングして臨みたい。勝ちにいきたいと思います。
永木亮太選手コメント
一人ひとりのスキルの高さを感じました。J2ずっとやってきたので違うなという印象は持ちました。ただ、自分たちのやるべきことはできたので、そこはまたリーグ戦でやっていきたいと思います。
今日はポジションを少し変えてやったんですけど、相手のセンターバックのボール回しもやりやすそうではなかったし、いい時間帯で1点とることができた。あそこからなんとかもう1点とりたかったですが、相手もうまいのでやらせてもらえなかった。
後半はかなり押し込まれたので、ショートカウンターは狙っていたんですけど、相手のリスクマネジメントはすごくしっかりしていてなかなか形が作れなかった。もう少しトップに入った時にボールが収まればよかった。そこは課題だと思っています。
鎌田翔雅選手コメント
ラスト10分くらい、こちらのチャンスの時はほとんどボールを失ってしまってショートカウンターもできずいい攻撃に繋げられなかった。そういうところの差が出たと思います。
90分、体を張って守っていても最後の最後でやられてしまうというのはJ1の力だと思う。僕たちの時間もあったと思うけど、その中で1点しかとれなかったというのはまだまだ詰めていかなければいけないところだと思う。
後ろ3人のラインやチャレンジ&カバーは、最後まで集中してできたんですけど、相手のサイドハーフが中に絞ってきて、そこをうまく掴めていなかったのが、最後まで効いたかなと思います。
(甲府戦に向けて)甲府は天皇杯がなかったのでフレッシュな状態だと思うんですけど、でも僕たちは多少の疲れはあっても、いい試合ができたので、気持ちの部分がしっかり前に出ると思います。ここまできたら、相手より強い気持ちをもってやれるかという、技術以上にメンタルの勝負だと思うので、本当に強い気持ちだけもってゲームに臨みたいと思います。
柏 ネルシーニョ監督 試合後コメント
総評
まず私は、94年からこの天皇杯を経験してきたんですけど、今日のシーンは今まで何度も見たシーンで、特に前半はそういう内容でした。J2、下のカテゴリーのチームが上のカテゴリーのチームを上回る内容で、集中力、気迫でゲームを進めていく。しかも我々は失点してしまって、得点を取ることでさらにまとまり、強くなったチームを相手に逆転まで持っていかなければいけない状態に自分達からしてしまった。
ハーフタイムでは、修正点というよりも、球際の決断、決意、責任というところと、もちろんその判断、ゲームボリュームを作るためのテンポアップ、ボールスピード、パススピード、そういうところを選手たちに伝えて、結果、後半彼らが前半とは違うチームとなり、戦ってくれた結果、我々は水からワインに変えることができた。
結果をとれば、難しい勝利を収めることができた。後半のようなプレー、ああいうゲームボリュームを前半からコンスタントに出していかなければならない。そういう教訓にもなりました。
質疑応答
※質疑応答はありませんでした